ブルワーズ右腕ジェーコブ・ミジオロウスキー投手がMLBの歴史を書き換える 先発投手で史上最速169.7キロを計測 6回1失点でリーグトップ9勝目
【©️Milwaukee Brewers 】
メジャーリーグに、また一人“規格外”の怪物が現れている。
ブルワーズのジェーコブ・ミジオロウスキー投手(24)が現地時間26日(日本時間27日)、本拠地で行われたカブス戦に先発登板。6回を投げて被安打2、1失点の力投で今季9勝目を挙げた。圧巻だったのは白星だけではない。試合序盤に投じた一球が、メジャーリーグの歴史を塗り替えた。
初回、先頭打者ピート・クローアームストロング選手への3球目で、105.5マイル(約169.7キロ)を記録。投球追跡システムが導入された2008年以降、先発投手としてはMLB史上最速となる歴史的な数字を叩き出した。
メジャー全体の最速記録は2010年にアロルディス・チャプマン投手がマークした105.8マイル(約170.2キロ)で、今回の一球はその歴代記録にも肉薄する衝撃のスピードだった。
この日は剛速球だけに頼らない投球術も光った。初回にクローアームストロング選手を空振り三振に仕留めると、その後もテンポ良くアウトを積み重ね、4回までカブス打線をノーヒットに封じ込める快投を披露した。
5回には鈴木誠也選手にスライダーを完璧に捉えられ、先制ソロ本塁打を浴びた。さらに続くイアン・ハップ選手へ四球を与えたものの、後続を落ち着いて打ち取り最少失点で切り抜けた。
最大の見せ場は6回だった。二死からアレックス・ブレグマン選手に安打を許すと、マイケル・ブッシュ選手、鈴木選手へ連続四球を与え、満塁のピンチを迎える。しかし、最後は102.8マイル(約165.4キロ)の豪速球で空振り三振を奪い、渾身のガッツポーズ。雄叫びを上げながら感情を爆発させ、本拠地スタンドを大きく沸かせた。
6回1失点でマウンドを降りたミジオロウスキー投手は、防御率1.45を維持。
リーグトップの数字を守るとともに、今季9勝目をマークした。

