モロッコ代表が3発快勝でベスト8一番乗り アフリカ勢初の2大会連続8強入りを達成 荒れた一戦を制し歴史刻む
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FIFAワールドカップ北中米大会は現地時間7月4日(日本時間5日)、決勝トーナメント2回戦が行われ、モロッコ代表が開催国カナダ代表を3―0で下し、今大会一番乗りでベスト8進出を決めた。前回カタール大会に続く2大会連続の準々決勝進出は、アフリカ勢として史上初となる快挙であり、同国が世界の強豪として確かな地位を築いていることを改めて証明した。
試合は立ち上がりから激しい接触プレーが続き、決勝トーナメントらしい緊迫した空気に包まれた。前半だけで両チーム合わせて6枚、試合を通じて8枚のイエローカードが提示される荒れた展開となり、一時は選手同士が激しく口論を繰り広げるなど、一触即発の場面も見られた。
モロッコ代表はラウンド16でオランダ代表とのPK戦を制して勝ち上がり、カナダ代表とは前回カタール大会のグループリーグ以来、2大会連続の対戦となった。前回は2―1で勝利しており、今回もその相性の良さを結果で示した。
先発メンバーは前戦から1人変更。
負傷したDFリアド選手に代わってDFハルハル選手が先発に名を連ねた。しかし前半22分には、今大会3得点を記録し、来季からバイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まっているFWサイバリ選手が負傷交代するアクシデントに見舞われる。攻撃の中心を欠く苦しい状況となったが、チームは動じることなく試合を進めた。
前半は思うように攻撃の形を作れなかったモロッコ代表だったが、ハーフタイムで立て直しに成功する。後半開始から攻勢を強めると、5分に右サイドで獲得したフリーキックから試合が動く。DFハキミ選手の鋭いグラウンダーのクロスにMFウナヒ選手が右足でダイレクトに合わせ、豪快なシュートをゴールへ突き刺し待望の先制点を奪った。
勢いに乗ったモロッコ代表は終盤にも鋭いカウンターを発動。
後半37分、再びウナヒ選手が追加点を決めて試合を優位に進めると、後半アディショナルタイムには途中出場のFWラヒミ選手がダメ押しの3点目を奪取。攻守にわたり安定した戦いぶりを披露し、開催国カナダ代表を寄せ付けなかった。
守備ではGKブヌ選手が好セーブを連発し、カナダ代表の反撃を完封。苦しい時間帯をしのぎながら勝負どころで得点を重ねる勝負強さを発揮し、
3―0の完勝でベスト8進出を決めた。



