超ときめき宣伝部 異例の再声明で活動終了への思いを説明 SNS時代を駆け抜けた人気グループが迎える節目

2026.7.5

【超ときめき宣伝部公式Instagram投稿画像より】

2027年春頃をもって活動を終了することを発表した5人組アイドルグループ「超ときめき宣伝部」が7月4日、公式サイトで改めてファンへ向けた声明を発表した。活動終了を巡る反響の大きさを受け、「驚きや戸惑い、ご心配を抱かせてしまったことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、決断に至る経緯を丁寧に説明する異例の対応を取った。


 

近年のアイドル業界では、人気グループの活動休止や解散発表が相次ぐ一方、終了理由を詳細に説明しないケースも少なくない。その中で超ときめき宣伝部は、ファンの不安や憶測が広がる状況を受け止め、自らの言葉で真意を伝える姿勢を示した。

声明では、「活動終了は長い時間をかけてメンバー一人ひとり、そしてスタッフを交え、何度も話し合いを重ねた末に導き出した結論」と説明。「誰か一人が辞めたいと言い出したことがきっかけではない」と強調し、特定のメンバーの事情や不仲説など、SNS上で広がるさまざまな憶測を否定した。

さらに、マネジメントとメンバー双方がグループの将来、それぞれの人生設計、活動を終える最適なタイミングを真剣に模索した結果として、今回の決断に至ったことを明かしている。

声明が公開されたこの日から全国ツアーもスタートした。メンバーは活動終了の発表を控えながらも連日リハーサルに励み、「応援してくれる皆さんに少しでも笑顔を届けたい」という思いだけを胸に準備を重ねてきたという。

一方で、「すべてを言葉で説明することが難しい部分もある」と率直な胸の内も吐露。それでも残された活動期間については、「今の5人だからこそ届けられるものを大切にし、最後まで誠実に活動していきたい」と決意を新たにし、ファンへ変わらぬ応援を呼び掛けた。

超ときめき宣伝部は2015年に「ときめき宣伝部」として誕生し、2020年に現在のグループ名へ改名。2018年に発表した「すきっ!」は2021年にTikTokで世界的なバイラルヒットとなり、日本国内だけでなく海外の音楽ストリーミングチャートでも存在感を示した。

その後も「最上級にかわいいの!」や「超最強」など、SNSとの親和性が高い楽曲を次々とヒットさせ、「かわいい」をポジティブな自己表現へ昇華するグループとして若い世代を中心に支持を拡大。ライブパフォーマンスと発信力を武器に、SNS時代を代表する女性アイドルグループの一角へと成長を遂げた。

だからこそ、今回の活動終了発表はファンだけでなく、アイドル業界にも少なからぬ衝撃を与えた。SNSでは惜しむ声や驚きのコメントが相次ぐ一方、「最後まで応援したい」「笑顔で送り出したい」と前向きなメッセージも数多く寄せられている。

アイドルグループの寿命が長期化する一方で、メンバーそれぞれの人生設計や価値観も多様化している現在、グループとして最良の幕引きを自ら選択するケースは今後さらに増えていく可能性がある。

超ときめき宣伝部が選んだ「最後まで全力で走り切る」という決断は、解散という別れだけではなく、ファンとの時間を何より大切にする姿勢を示すものでもある。残された活動期間が、彼女たちにとってもファンにとってもかけがえのない時間となる。