メキシコ代表 高級腕時計を返却 FIFA倫理規定への配慮で迅速対応…“祝福ギフト”が思わぬ波紋
2026.7.5
FIFAワールドカップ2026北中米大会で決勝トーナメント進出を決めたメキシコ代表が、試合後に受け取った高級腕時計を返却していたことが明らかとなり、海外メディアを中心に話題を集めている。
現地報道によると、メキシコ代表はエクアドル代表との一戦に勝利した後、アメリカの人気YouTuber「SteveWillDoIt」として活動するスティーブン・デレオナルディス氏から、祝福の意味を込めて高級ブランド「ロレックス」の腕時計を贈られたという。
デレオナルディス氏は試合結果に関する高額の賭けで利益を得たとされ、その喜びと感謝を込めて、ハビエル・アギーレ監督や選手団へプレゼントを手渡したと伝えられている。現場では選手たちが同氏を胴上げして祝福する様子も公開され、SNSでも大きな反響を呼んだ。
しかし、その後事態は一転した。韓国メディアは、選手団全員が受け取った高級腕時計について、FIFAの倫理規定に抵触する可能性が指摘されたと報道。これを受け、メキシコ代表は不要なトラブルを避けるため、贈られた腕時計をすべて返却したという。
イギリスメディアも、メキシコ代表が大会期間中のリスク管理を優先し、迅速な判断を下したと報じている。高額な贈答品は、国際大会では利益供与や利益相反と受け取られる可能性もあるため、各競技団体では倫理規定やコンプライアンスを重視する傾向が強まっている。
ピッチ外で起きた今回の出来事は、祝福の贈り物が思わぬ議論へと発展したケースとして注目を集めた。メキシコ代表はベスト16でイングランド代表との大一番を控えており、チームは雑音を最小限に抑えながら、再びピッチ上で結果を示すことが求められる。


