侍ジャパン・井端監督、大谷翔平選手のWBC出場に感謝 起用法は「当然両方いってほしい」

2025.12.7

侍ジャパンの井端弘和監督が7日、埼玉県さいたま市のNIPPON EXPRESS浦和ボールパークで行われた「NXグループ×侍ジャパン野球教室」に参加し、約100人の子どもたちと交流した。イベント後の取材では、来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について言及した。


 

この日の井端監督は、金子誠ヘッドコーチや梵英心内野守備・走塁コーチ、日本通運野球部の選手らとともに、未来の侍ジャパン候補たちに熱心に指導。笑顔と身振り手振りを交えながら、青空の下で野球の楽しさを伝えた。

イベント後の囲み取材では、WBC出場を表明したロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平についてコメント。

「非常にありがたい。世界最高峰の選手が加わってくれるのは心強い」と感謝の思いを語った。

さらに起用法について問われると、「自分の考えとしては当然、投打両方いってほしいと思う」と本音を明かしつつも、「来季に向けてまだ体を動かしていない状況なので、こちらからは何も言える立場ではない」と配慮も示した。

大谷は11月24日(日本時間25日)、自身のインスタグラムでWBC出場を正式表明。

「日本を代表して再びプレーできることを嬉しく思います」と綴っていた。

侍ジャパンは1次ラウンド・プールCに入り、3月6日のチャイニーズ・タイペイ戦で初陣を迎える。続いて7日に韓国、8日にオーストラリア、10日にチェコと対戦する予定だ。