【ONE】与座優貴選手 長身ナビル撃破へ「ただぶっ飛ばす」195センチのスパー相手を招へい、元RISE2階級王者・田丸辰とも特別スパー

2026.9.29

 

元K-1王者の与座優貴選手(28=team VASILEUS)が、

10月17日に開催される「ONE SAMURAI 4」に向け、仕上がりが順調であることをアピールした。

9月29日、「ONE SAMURAI 4×VASILEUS GYM特別公開練習」に参加。

元RISE2階級王者の田丸辰選手との特別マススパーリングを披露し、軽快な動きで実戦を想定した調整ぶりをアピールした。

今回、与座選手が対峙するのは、

元ONEバンタム級ムエタイ世界王者で長身ファイターのナビル・アナン選手(タイ)。

身長差が大きなポイントとなる一戦を前に、

オランダから195センチのスパーリングパートナーを招へいするなど、

長身対策を徹底してきた。


 

▪️ハガティー戦の敗戦から再起

与座選手は4月の「ONE SAMURAI 1」で、ONEバンタム級キックボクシング世界王者ジョナサン・ハガティー選手(英国)に挑戦。

相手のテクニックと手数に苦しみ、判定で敗れて王座獲得を逃した。

それでも7月の「ONE Friday Fights 162 & The Inner Circle」では、ベン・ウーリス選手(英国)に判定勝利。世界王座戦での敗戦から、再び勝利をつかんだ。

そして迎える今回のナビル戦。

与座選手は、これまでの戦い方をさらに磨き上げた上で、明確なゲームプランを用意しているという。

「日常からピリピリしていて良い準備ができている。いつもは本能で戦っていたんですけど、今回はやることとやらないことを徹底して覚えさせて、プランを複数持って、そのプランに相手がどう反応してくれるかで、試合をつくっていきます」

 

▪️2メートル級との経験「懐かしい感じ」

大きな身長差についても、与座選手に過度な不安はない。

「身長感の恐怖はない。極真時代に2メートルで100キロという相手とも戦ったことがあったので、懐かしい感じはあります」

一方で、長身選手との対戦ならではの危険性も理解している。

「ただやっぱり一発のミスが本当に命取りで、軽く膝を上げたら顔面に来るので、そういう緊張感はあります」

長いリーチと高い打点を持つナビル選手に対し、距離をどう攻略するか。

そこが今回の試合で大きなポイントになりそうだ。

 

▪️田丸辰との特別スパーで動きを確認

この日の公開練習では、元RISE2階級王者の田丸辰選手との特別マススパーリングも実現した。

同大会に出場する2人が拳を交え、互いに軽い打撃を繰り出しながら実戦感覚を確認。

与座選手は、試合を前にしたコンディションの良さをうかがわせた。

そして本人が強調するのが、ファイトスタイルの変化だ。

「今回の試合に向けて重心含めて微調整をしながら1周まわってK-1時代のスタイルに“進化”して戻せたかなと思います」

ONE参戦後は、技術を駆使した試合が続いた。

その経験を経た上で、かつてのスタイルをそのまま取り戻すのではなく、ONEで積み重ねたものを加えた「進化形」として戦う構えだ。

 

▪️「次はひたすら、ただぶっ飛ばす」

そして最後に飛び出したのが、シンプルな言葉だった。

「ONEに来て巧い試合が続いたんですけど、次はひたすらただぶっ飛ばす」

世界王座挑戦で味わった敗戦。

そこからの再起戦で得た勝利。

そして今回は、長身の元世界王者との一戦に向けて、

195センチのパートナーを相手に対策を積み重ねてきた。

技術と経験を積み上げた与座選手が、どのような距離感と攻撃でナビル選手に挑むのか。

「進化して戻せた」という言葉の真価が問われる一戦。