今永昇太選手がワイルドカードシリーズでの起用法は未定「ご褒美みたい」 カブスの勝負どころで再びパドレスと対戦
シーズン11勝を挙げ、カブスの先発陣を支えた今永昇太選手が、
いよいよポストシーズンを迎える。
カブスは日本時間30日からパドレスとのワイルドカードシリーズに臨む。
第1戦の先発には10勝を挙げたボイド投手が決定しており、
今永選手は日本時間28日のレギュラーシーズン最終戦で1イニングを投げていることから、今回のシリーズでどのような役割を担うのか。
▪️今永投手「ご褒美みたいな感じ」
ワイルドカードシリーズ開幕を前に、今永選手は現在の心境を率直に語った。
「勝ち進んだチームしかここに来られないので、正直ご褒美みたいな感じで捉えています」
レギュラーシーズンではチームトップとなる11勝をマーク。先発としてカブスの戦いを支えてきただけに、ポストシーズンの舞台に立てることそのものを前向きに受け止めている。
一方で、昨季のポストシーズンでは悔しい経験もしている。
「昨年プレーオフでやられているので、しっかり結果を出す機会がもらえるだけでもうれしい」
その言葉には、昨季の経験を今年につなげたいという思いもにじんだ。
▪️カウンセル監督「彼はこのシリーズで投げる」
では、今永選手は先発するのか、それともブルペンから登板するのか。
カウンセル監督は第2戦、第3戦の先発投手を明らかにしておらず、
今永選手の起用法についても明言を避けた。
「彼はこのシリーズで投げる。それは確実だが、先発かリリーバーかは私は分からない」
さらに指揮官は、ポストシーズンでは役割そのものよりも、
チームとしてアウトを積み重ねることが重要だとの考えを示している。
今永選手にとっては、先発という従来の役割に限定されない起用も想定される。
短いイニングを託されるのか、あるいは先発としてマウンドに上がるのか。
試合展開によって柔軟な運用が取られる可能性がある。
▪️昨季もパドレス戦で登板
今永選手にとって、今回の相手パドレスは昨季のポストシーズンでも対戦したチームだ。
昨季のワイルドカードシリーズ第2戦では、2回から登板して4回3安打2失点。
続く地区シリーズではブルワーズ戦の第2戦に先発したものの、
3回途中5安打4失点で敗戦投手となった。
今年6月にもパドレス戦に登板し、
7回途中まで投げて9安打を浴びながら2失点に抑えている。
ただ、今永選手自身は過去の対戦成績だけを意識することはない。
「今年シーズンの対戦では割と自分の投球ができましたけど、それとこれとは全く別の話で、また違うチームだと思ってやりたい」
ポストシーズンでは、レギュラーシーズンの結果や相性がそのまま通用するとは限らない。相手も一戦必勝の戦い方を取るだけに、今永選手も改めて気持ちを引き締めている。
▪️カブスの「27アウト」をどう取るか
カウンセル監督が示した「27個のアウト」という言葉は、
ポストシーズン特有の戦い方を象徴している。
1試合を勝ち切るために、誰が先発するか、誰がリリーフするかという役割の固定観念よりも、その日の試合展開に応じて最適な投手を投入し、最後までアウトを積み重ねていく。
今永選手も、その戦略の中で重要な役割を担うことになる。
日本時間28日のレギュラーシーズン最終戦では1イニングを投げ、この日はブルペンに向かって傾斜を使ったシャドーピッチングを行うなど、軽めの調整に努めた。
チームトップの11勝を挙げた左腕が、ポストシーズンではどのタイミングでマウンドに登場するか。

