河村勇輝選手 NBA3年目へ「チームにエナジーをもたらしたい」八村塁選手への感謝も語る
【©️Los Angeles Clippers 】
NBAロサンゼルス・クリッパーズは28日(日本時間29日)、新シーズンを前にメディアデーを開催した。エグジビット10契約でチームに加わった河村勇輝選手(25)が取材に応じ、NBA3年目となるシーズンに向けて意気込みを語った。
河村選手にとって、今季はNBA本契約を目指す重要なシーズンとなる。新天地での競争を前に、「チームにエナジーをもたらしたい」と自身の持ち味を明確にした。
▪️サマーリーグでは悔しさも「自分のプレーはひどかった」
河村選手は今夏、インディアナ・ペイサーズの一員としてサマーリーグに出場。全5試合で平均17.5分に出場し、8.2得点、4.8アシストを記録した。一方、フィールドゴール成功率は34.4%にとどまった。
本人も「正直、自分のプレーはひどかったよ」と振り返っており、結果に満足しているわけではない。
その後、クリッパーズとエグジビット10契約で合意。開幕ロスター入りが保証された契約ではないだけに、これから始まるトレーニングキャンプでのパフォーマンスが重要になる。
エグジビット10契約からは、チーム内での評価次第で2WAY契約などにつながる可能性がある。NBAの舞台に残るため、河村選手は限られた機会の中で自身の存在感を示す必要がある。
▪️「自分がどのような選手かをみんなに見せたい」
新シーズンに向けて河村選手が強調したのは、自分自身のプレーでチームに貢献することだった。
「ファンの熱気やエネルギーもすごいし、彼らの期待に応えたいと思っている。チームにエナジーをもたらして、自分がどのような選手であるかをみんなに見せたいと思っている」
小柄なポイントガードとして、スピードやボールハンドリング、パスワークを武器にしてきた河村選手。NBAでは限られた出場機会の中で、得点だけではなく、ゲームメークや守備、チームに勢いを与えるプレーも求められる。
クリッパーズでどこまで評価を高められるか。NBA3年目は、河村選手にとってキャリアを左右する重要なシーズンになる。
▪️八村塁には「大きなリーダー的な存在」
そして、河村選手にとって新天地で心強い存在となるのが、
日本代表でも共にプレーしてきた八村塁選手だ。
今夏の日本代表活動でも時間を共有した2人。
八村選手はクリッパーズに新加入しており、河村選手がロスター争いを勝ち抜けば、NBAの舞台で日本人選手同士がチームメートとしてプレーする可能性がある。
河村選手は八村選手について、
「彼は本当に力になってくれているんだ。大きなリーダー的な存在だね。夏の間も日本代表で一緒にプレーしたからかなりの時間を共に過ごした。彼のサポートには本当に感謝している。また一緒にプレーできることにすごくワクワクしている」
と感謝を口にした。
▪️日本人選手2人がクリッパーズで共闘する実現と可能性
八村選手がNBAで積み重ねてきた経験は、
これから本格的にロスター争いへ挑む河村選手にとって大きな支えになりそうだ。
もっとも、河村選手にはまず開幕ロスター入りを懸けた競争が待っている。
エグジビット10契約は出場機会を約束するものではなく、
トレーニングキャンプでのアピールが欠かせない。
だからこそ、河村選手が語った「チームにエナジーをもたらしたい」という言葉には、今季に懸ける思いが凝縮されている。
日本代表で培った2人の関係が、今度はNBAのコート上でどのような形になるか。

