森保ジャパンがW杯後初の31人発表 松木玖生ら4人が初招集 9月と10月で4試合を新戦力でテスト
日本サッカー協会(JFA)は17日、9月から10月にかけて行われる国際親善試合など4試合に臨む日本代表31人を発表した。2026年北中米ワールドカップ後、最初の代表活動となる今回のシリーズでは、松木玖生、齋藤俊輔、谷村海那、中野就斗の4選手が初めてA代表に招集された。
W杯を経験した選手を軸にしながら、これまで代表活動で名前を連ねてきた選手、新たに選ばれた選手を組み合わせた構成。9月24日のウルグアイ戦を皮切りに、ベネズエラ、エクアドル、さらに10月5日のキリンカップまで4試合が組まれており、W杯後の日本代表がどのような顔ぶれで新たな活動をスタートさせるのかが注目される。
▪️初招集は4人 松木、齋藤、谷村、中野がA代表へ
今回、初めて日本代表に選ばれたのは4人だ。
MF松木玖生はサウサンプトンでプレーする23歳。年代別代表を経て国内外で経験を重ねてきたMFが、初めてA代表の舞台に招集された。
21歳のMF齋藤俊輔はウェステルローから選出。海外でプレーする若手の一人として、今回の代表活動でA代表に加わることになった。
さらに、広島のDF中野就斗、横浜FMのFW谷村海那も初招集。ともに国内リーグで積み重ねてきた実績を背景に、森保一監督の代表メンバーに入った。
4人はいずれも今回がA代表初招集となる。実際の試合でどのような起用がなされるのかは、今後の代表活動における大きな見どころになる。
▪️W杯経験組に加え、新たな11人も選出
今回の31人には、W杯メンバーに入らなかった選手の中から11人が加わった。
GK小久保玲央ブライアン、DF安藤智哉、MF相馬勇紀、MF熊坂光希、MF田中聡、MF佐野航大、MF佐藤龍之介に加え、先述の初招集4人が選ばれている。
一方で、W杯メンバーから今回のリストに入らなかったのは、大迫敬介、長友佑都、谷口彰悟、菅原由勢、町野修斗、小川航基の6人。
代表は大会ごとにメンバーが固定されるものではなく、所属クラブでの状況やコンディション、戦術的な必要性などによって招集選手が変わる。今回の31人も、W杯後の最初の活動に向けた選考として見ることができる。
▪️海外組も多数 中村敬斗や久保建英らが名を連ねる
今回のメンバーには、海外クラブでプレーする選手も多く含まれた。
GKではアストン・ビラの鈴木彩艶、DFでは冨安健洋、伊藤洋輝、渡辺剛、瀬古歩夢らを選出。
中盤から前線には、伊東純也、鎌田大地、堂安律、上田綺世、田中碧、中村敬斗、佐野海舟、久保建英、鈴木唯人、松木玖生、佐野航大、塩貝健人、後藤啓介らが名を連ねる。
中村はフランスのリヨン、久保はスペインのソシエダ、堂安はフランクフルト、上田はリール、田中碧はリーズと、欧州主要リーグでプレーする選手も揃った。
W杯後最初の活動とはいえ、これまで日本代表を支えてきた海外組が大きく入れ替わったわけではない。経験を持つ選手と新たに加わった選手が同じグループで活動することになる。
▪️4試合でウルグアイ、ベネズエラ、エクアドルらと対戦
日本代表は9月24日に宮城・キューアンドエースタジアムみやぎでウルグアイ代表と対戦する。キックオフは19時05分予定。続く9月28日には広島・エディオンピースウイング広島でベネズエラ代表と戦う。こちらは19時25分キックオフ予定となっている。
10月1日には横浜国際総合競技場でエクアドル代表と対戦。キリンカップサッカー2026の初戦として19時10分キックオフ予定となっている。
さらに10月5日には国立競技場でキリンカップのもう一つの試合が行われる。日本代表は10月1日のエクアドル戦の結果にかかわらず、この日の試合を戦う方式。対戦相手はパナマ対ニュージーランド戦の結果と、日本代表のエクアドル戦の結果によって決まる。
▪️ワールドカップ後の4試合で見えるもの
今回の代表活動は、単純に新しい選手を大量に試すシリーズというわけではない。
鈴木彩艶、冨安健洋、伊藤洋輝、鎌田大地、堂安律、久保建英、中村敬斗ら、これまで代表で継続的に起用されてきた選手が選ばれる一方、松木、齋藤、谷村、中野という新しい顔も加わった。
そのため、4試合を通じて注目されるのは、初招集選手が代表レベルでどのような役割を担うのかだけではない。これまでの中心選手と新戦力が同じピッチに立った際、どのような組み合わせが生まれるのかもポイントになる。
特に9月の2試合から10月のキリンカップへと4試合が続くため、複数の選手に出場機会が与えられる可能性がある。招集された31人がどのように起用されるのか、森保監督の選手起用も大きな焦点になりそうだ。
【31人の顔ぶれ】
GK
早川友基(鹿島)
小久保玲央ブライアン(シントトロイデン)
鈴木彩艶(アストン・ビラ)
DF
板倉滉(アヤックス→ボルシアMG)
渡辺剛(フェイエノールト)
冨安健洋(クリスタル・パレス)
安藤智哉(ザンクト・パウリ)
伊藤洋輝(バイエルン)
瀬古歩夢(ル・アーブル)
鈴木淳之介(コペンハーゲン)
MF/FW
伊東純也(ゲンク)
鎌田大地(クリスタル・パレス)
相馬勇紀(町田)
前田大然(イプスウィッチ)
谷村海那(横浜FM)☆
堂安律(フランクフルト)
上田綺世(リール)
田中碧(リーズ)
中野就斗(広島)☆
中村敬斗(リヨン)
佐野海舟(マインツ)
熊坂光希(柏)
久保建英(ソシエダ)
鈴木唯人(フライブルク)
田中聡(シャルケ)
松木玖生(サウサンプトン)☆
佐野航大(PSV)
塩貝健人(ボルフスブルク)
齋藤俊輔(ウェステルロー)☆
後藤啓介(フライブルク)
佐藤龍之介(バレンシア)
☆=初招集
【瞬刊モッツ むすび】
2026年北中米W杯を終えた日本代表は、9月から新たな活動に入る。
今回の31人には、これまで代表の中心を担ってきた選手がいる一方、初めてA代表に招集された4人もいる。さらに海外クラブでプレーする若手や、国内リーグで存在感を高めてきた選手も加わった。
W杯後の最初の代表活動だからこそ、結果だけではなく、どの選手がどのポジションで起用され、どのような組み合わせが試されるのかにも注目したい。
9月24日のウルグアイ戦から始まる4試合。森保ジャパンの次の活動を占うシリーズが、いよいよスタートする。


