リヨン中村敬斗選手 初先発で初ゴール! 左サイドから鮮烈な一撃 フォンセカ監督も絶賛「他の選手とは一線を画す存在」
【©️olympique lyonnais 】
フランスの強豪リヨンに加入した日本代表FW中村敬斗が、新天地で早くも結果を残した。
UEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節、アンデルレヒト対リヨンが現地時間16日に行われ、リヨンが2-1で勝利。今夏加入した中村は移籍後初めて先発出場すると、前半22分に初ゴールを記録した。
さらに試合後には、パウロ・フォンセカ監督が中村の判断力や技術面を高く評価。初先発の舞台で得点という結果を残しただけでなく、指揮官から具体的なプレー内容を評価されたことも注目される。
▪️初先起用の期待に応えて 22分に左サイドから中へ
中村は今夏、スタッド・ランスからリヨンへ完全移籍。12日のパリFC戦で途中出場し、新天地での公式戦デビューを果たしていた。
アンデルレヒト戦では加入後初めてスタメンに名を連ねると、リヨンは8分にノア・ナルティーのゴールで先制。
その14分後、中村が追加点を奪った。
左サイドから中央方向へ持ち込み、ペナルティーエリア内で右足を振り抜く。シュートは相手DFに当たって軌道が変わり、そのままゴールへ。中村にとってリヨン加入後初めての得点となった。
加入からわずか2試合目。しかも初先発のELという舞台で、得点という明確な結果を残した。
▪️得点だけではない攻撃面での圧倒的な存在感
中村の仕事はゴールだけではなかった。
左サイドでボールを受けると、相手DFとの駆け引きから攻撃を前進させ、味方との連係でもチャンスを生み出した。
後半52分には中村のパスを起点にロイス・オペンダが抜け出して決定機を迎える。シュートは惜しくもポストに阻まれたが、中村がフィニッシュだけでなく、最後の局面につながるプレーにも関与していたことを示す場面となった。
リヨンは後半に1点を返されたものの、リードを守り切って2-1で勝利。ELの初戦を白星でスタートさせた。
▪️フォンセカ監督「他の選手とは一線を画す存在」
試合後、フォンセカ監督は中村について、その判断力を特に高く評価した。
「彼は他の選手とは一線を画す存在で、正しい判断ができる。ボールをあまり失わない。どう攻撃すべきかを理解しているし、技術的にも優れている」
さらに指揮官は、中村の特徴についてドリブルだけにあるわけではないとの見方を示した。
「ドリブルを最大の武器とするタイプではないが、ボールを持った時に優れた判断ができる選手だ」
得点した事実だけでなく、ボールを持った際の判断、攻撃への理解、技術の正確さ。フォンセカ監督は中村のプレーを複数の角度から評価している。
スタッド・ランスでフランスリーグを経験してきた中村にとって、リヨンはさらなるステップとなるクラブだ。
加入直後のパリFC戦では途中出場。
そして2試合目となったアンデルレヒト戦では先発に抜擢され、ゴールまで記録した。
もちろん、1試合の結果だけで今後の起用が決まるわけではない。それでも、指揮官がプレーそのものを評価するコメントを残したことは、新天地での競争を考えるうえで興味深い材料になる。
EL初戦で得点を記録した中村が、ここからリヨンでどこまで出場時間を伸ばしていくのか。

