【UFC】パントージャとヴァン 再戦へ 26秒で終わった前戦から9カ月…フライ級王座を懸け再び今週末に激突
【©️UFC】
UFCフライ級王者ジョシュア・ヴァン選手と、
前王者アレッシャンドリ・パントージャ選手によるタイトル戦が、いよいよ迫っている。
9月19日(日本時間20日)に米ロサンゼルスのCrypto.com Arenaで開催される
「UFC 331」で、両者は約9カ月ぶりに再戦。
前回はわずか26秒で決着した異例のタイトル戦だっただけに、
今回は5ラウンドを見据えた攻防が期待されている。
▪️わずか26秒で終わった前戦 今回は本当の決着へ
両者が初めて拳を交えたのは2025年12月のUFC 323。
当時王者だったパントージャ選手にヴァン選手が挑戦したが、試合は開始直後に大きく動いた。パントージャ選手の蹴りに対してヴァン選手が対応し、その後の攻防でパントージャ選手が腕を負傷。
試合は26秒で終了し、ヴァン選手がUFCフライ級王座を手にした。
あまりにも短い決着だったため、両者の実力を5ラウンドで比較する機会は残されたままだった。
その答えを出す舞台が、今回のUFC 331になる。
▪️ヴァンは「王者としての実力」を示す一戦
現在の王者となったヴァン選手にとって、今回の再戦はタイトル防衛戦であると同時に、前戦が偶然の結果ではなかったことを示す機会にもなる。
海外メディアでは、ヴァン選手が今回の試合について自信を示していることが報じられている。
MMA Suckaによると、ヴァン選手はパントージャ選手のゲームに「穴」があるとし、そこを突く考えを明かしている。さらに、3ラウンド以内のフィニッシュを見据えた発言もしており、王者側は短期決着への意識を隠していない。
ヴァン選手は5月のUFC 328で日本の平良達郎選手を5ラウンドTKOで下しており、
今回が王座獲得後2度目の防衛戦となる。
▪️挑戦者の立場 パントージャは「言葉」より試合で応える
対するパントージャ選手は、王座奪還を目指す。
36歳のベテランは今回、試合前のトラッシュトークに重点を置かず、ケージ上で答えを出す姿勢を示している。
今回の一戦を前に言葉による挑発を避け、試合そのものに集中していると報道。
パントージャ選手にとってロサンゼルスは2014年に自身の夢を追って訪れた場所でもあり、今回の舞台に特別な思いを持っていることも伝えられている。
王座を失った場所から、再びベルトを取り戻す。
パントージャ選手にとっては、そうした意味でも重要な再戦になる。
▪️「26秒」の続きを見る5ラウンド
今回のタイトル戦で注目されるのは、
前回ほとんど見ることができなかった両者の総合力だ。
ヴァン選手はストライカーとしての軸は崩さずに
スピードと打撃の展開力を生かしながら、
王者として試合を組み立てるは明らかだろう。
一方のパントージャ選手は、
これまで培ってきたグラップリングを含めた総合力で、序盤から削る戦いを軸に、
どこまで自分の土俵へ引き摺り込んで発揮できるのか。
前回は、両者が持つ武器を、出し合う事なく終わってしまい
比較する前に試合が終わった。
だからこそ今回は、1ラウンドから5ラウンドまで25分間の
流れそのものが大きな見どころになる。
UFC 331のメインイベントとして組まれたヴァン選手とパントージャ選手の再戦。
26秒で終わった前回とは違い、今度は両者がどこまで持ち味を出せるのか。


