2026年 テニスUSオープン王者は“美男美女” ズベレフ&リバキナがシングルス制覇でもたらすテニス界の話題SNS拡散力

2026.9.17

2026年のテニス四大大会最終戦となる全米オープン(USオープン)は、

男女シングルスともに新たな王者が誕生した。

男子はドイツのアレクサンダー・ズベレフ(29)、

女子はカザフスタンのエレナ・リバキナ(27)が優勝。

ともに長身で端正なルックスを持つトッププレーヤーで、

コート上の実績だけでなく、

写真や動画を通じたSNSでの存在感にも注目が集まっている。

ただし、SNS上の反響については投稿ごとの閲覧数やコメント数が刻々と変化しているため、「美男美女だから大反響」と単純化するより、優勝という最大級のニュースと本人たちのビジュアル、スター性が重なったことでSNS上でも注目を集めている、と見るのが適切だろう。

 

▪️男子はズベレフが悲願の全米初制覇

男子シングルスを制したのは、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ。

決勝では米国のベン・シェルトンと対戦し、6-3、7-6(2)、5-7、6-2で勝利した。USオープン公式サイトによれば、これでズベレフは自身2度目のグランドスラム制覇。2026年は全仏オープンに続く2つ目の四大大会タイトルとなった。

ズベレフにとって、全米オープンは特別な舞台でもある。

2020年大会では決勝まで進出し、ドミニク・ティームを相手に2セットを先取しながら逆転負け。グランドスラム初優勝まであと一歩に迫りながら、タイトルを逃していた。

その後も四大大会決勝で敗れる経験を重ねたが、2026年の全仏オープンで初のグランドスラム制覇を達成。そして同じ年の全米オープンも制し、わずか数カ月の間にメジャー2冠を成し遂げた。

ATP公式プロフィールによれば、ズベレフはジュニア世界1位を経験し、男子シングルスの世界ランキングでは自己最高2位を記録。2024年には年間69勝を挙げ、年末ランキング2位でシーズンを終えている。さらに五輪では金メダル、ATPファイナルズでは2度の優勝、ATPマスターズ1000では7度のタイトルを獲得してきた。

2026年全仏オープンではフラビオ・コボッリを決勝で下し、ドイツ男子としてオープン化以降ではボリス・ベッカー、ミヒャエル・シュティヒに続くグランドスラム王者となった。

そして全米では、シェルトンの強烈なサーブと勢いを受けながらも、第2セットのタイブレークを制すると、最終セットでは再び主導権を掌握。

USオープン公式サイトは、ズベレフが第4セットでサービスゲームをほぼ完璧に進め、最後はサービスエースではなくリターンされなかったサーブで優勝を決めたことを伝えている。

ズベレフは身長198センチで、強烈なサーブと両手バックハンドを武器に世界トップへ上り詰めた。

テニス以外ではサッカーやバスケットボール、ゴルフと多趣味にスポーツを嗜む人物として紹介されている。また、2015年と2017年には米ファッション誌「Vogue」の9月号にも登場。2018年には「The Economist」の表紙を飾った実績もある。

競技力だけでなく、こうしたファッションやライフスタイルを含めた露出も、

ズベレフの国際的な知名度を支える要素となっている。

今回の全米制覇によって、その存在感はさらに大きくなりそうだ。

 

▪️女子はリバキナが初の全米制覇

女子シングルスでは、エレナ・リバキナが初めてニューヨークの頂点に立った。

決勝の相手は、2年連続優勝中だったアリーナ・サバレンカ。リバキナは6-4、5-7、6-2で勝利し、自身3度目のグランドスラムタイトルを獲得した。

さらに、この優勝によってリバキナは世界ランキング1位に浮上。

WTAによれば、カザフスタン選手として初めて女子シングルス世界1位に到達した歴史的な瞬間となった。

リバキナは2026年、すでに全豪オープンも制覇している。

つまり、全豪と全米というシーズン最初と最後のハードコート・グランドスラムを同一年に制したことになる。WTAによれば、この偉業は1988年以降では6人目となる。

 

▪️リバキナはモスクワ生まれ、カザフスタン代表へ

リバキナは1999年6月17日生まれ。モスクワ出身で、5歳からテニスを始めた。

WTA公式プロフィールによると、ジュニア時代にはモスクワのスパルタク・クラブでトレーニングを積み、2014年にプロデビュー。2019年のブカレスト大会でWTAツアー初優勝を果たし、2020年には世界トップ20入りを達成した。

その後、2022年ウィンブルドンで自身初のグランドスラム制覇。

2023年には全豪オープン決勝にも進出し、インディアンウェルズとローマというWTA1000大会も制覇した。

さらに2025年にはWTAファイナルズを制し、2026年は全豪オープン、全米オープンを相次いで制覇。世界1位にも到達するという、キャリア最大級のシーズンとなった。

 

▪️“美しさ”だけでは語れない、リバキナの強さ

リバキナは身長1メートル84センチの長身を生かした高速サーブと、低く伸びるストロークを持ち味とする。

BBCは2026年全豪オープン後、リバキナのショットの質やサーブについて、元選手アンナベル・クロフトの評価を紹介している。リバキナのボールは深く低く伸び、サーブも女子テニス界屈指と評価された。

さらに2026年全米では、4回戦で元女王の大坂なおみ、準々決勝で鄭欽文、準決勝で2023年全米王者のココ・ガウフ、決勝で2連覇中だったサバレンカを撃破。

WTAによれば、1大会で全米オープン元王者を3人破ったのは、オープン化以降ではセリーナ・ウィリアムズ、ジュスティーヌ・エナンに続く史上3人目だった。

 

▪️SNSでも広がる“王者2人”の存在感

今回の男女の新王者が注目されている理由は、タイトルの価値だけではない。

ズベレフは長身と端正なルックスを持つスター選手として以前から国際的な露出が多く、リバキナも1メートル84センチという長身と落ち着いた雰囲気、モデルを思わせるビジュアルでテニスファンの間で知られてきた。

 

WTAはリバキナの全米優勝後、「Social Buzz」と題した記事を掲載し、本人のInstagram投稿に加え、ビリー・ジーン・キングやクリス・エバートらテニス界の著名人によるSNS上の祝福も紹介している。

リバキナ自身のInstagram投稿もWTA公式記事に掲載されており、世界1位と全米初優勝という大きなニュースがSNSでも共有される状況となっている。

 

2026年のテニス界を象徴する2人

ズベレフは29歳で、全仏に続く全米制覇。

リバキナは27歳で、全豪に続く全米制覇と世界ランキング1位を同時に達成した。

男女ともに、すでに世界トップクラスの実績を持ちながら、

2026年にキャリアを大きく前進させた2人だった。

そして長身で華のあるビジュアルを備えた男女の新王者という組み合わせも、

テニスを普段あまり見ない層まで興味を広げる要素になった。