人気お笑い女芸人 バービーさん 女性の“自己決定”を支える新会社を設立 代表取締役社長就任でフェムケア事業へ本格参入「40代、まだまだ咲き乱れていく」
お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーさんが、芸能活動の枠を超えた新たな挑戦に乗り出した。所属するワタナベエンターテインメントと共同で、女性のエンパワーメントを目的とした新会社「株式会社bloomest(ブルーメスト)」を設立し、自ら代表取締役社長に就任。フェムケアやウェルネス分野を軸に、女性が自分らしい人生を選択できる社会づくりを目指す事業を本格始動させる。
近年、女性の健康課題やライフスタイルについて積極的に発信してきたバービーさん。タレントとしての知名度だけでなく、自身の経験をもとにしたリアルな情報発信が多くの共感を集めてきたが、その活動を「発信」から「事業」へと発展させることになる。
▪️自身の経験から生まれた「自己決定」を支える事業
新会社が掲げるテーマは「女性の自己決定」。
結婚や出産、育児、仕事、健康など、人生には数多くの選択が存在する。しかし、その選択が周囲の価値観や社会的な固定観念によって左右されてしまう場面も少なくない。
バービーさんは、自身が心身の不調やライフステージの変化を経験する中で、正しい知識や選択肢へたどり着けず悩む女性が数多く存在することを実感。YouTubeやエッセイなどで情報発信を続ける一方、「知識を伝えるだけでは人の行動や人生は変わらない」と感じたことが、会社設立を決断する大きな理由になったという。
▪️「タブーを、ワクワクへ」 エンタメの力で社会課題に向き合う
新会社は「タブーを、ワクワクへ」をミッションに掲げる。
性やセルフケア、生理、更年期など、これまで話題にしづらかったテーマをエンターテインメントの力で身近なものへと変え、誰もが自然に学び、相談できる環境づくりを目指す。
事業内容は、SNSを活用したプロモーションやマーケティング支援に加え、フェムケア、美容、子育て、ファッションをテーマにした体験型イベント「バービーのbloomestプロジェクト」を開催予定。さらに、専門家によるセミナーやワークショップ、フェムケア商品の企画・監修、医療機関やユースクリニックと連携した相談体制の整備など、情報発信だけにとどまらない実践的なサポートを展開していく。
また、利益だけを追求するのではなく、女性支援団体や専門機関との連携も積極的に進め、イベントや商品を通じた寄付活動や、医療・福祉の相談窓口へつなぐ仕組みづくりにも取り組む方針を示している。
近年、日本でもフェムケア・フェムテック市場は急速に拡大しており、女性特有の健康課題をビジネスと社会課題の両面から解決しようとする動きが活発化している。
こうした中、影響力を持つ芸能人が自身の体験をもとに事業へ参入するケースも増えつつあり、バービーさんの今回の挑戦は、単なるブランドプロデュースではなく、社会課題の解決を目指す新たなエンターテインメントビジネスとしても注目を集めそうだ。
▪️「芸人は辞めません」 ファンへ変わらぬ活動も約束
代表取締役社長就任にあたり、バービーさんは「本当はこうしたいという気持ちがあっても、家庭や社会、人の目を気にして、自分で決めることを諦めてしまうことがあります。その一歩を踏み出せない人の背中をそっと押せる存在になりたい」とコメントし、新会社に込めた思いを明かした。
社名「bloomest」は、「bloom(咲く)」と最上級を意味する「est」を組み合わせた造語。「咲き誇るでもなく、正しく咲くでもなく、自分らしく思うままに咲き乱れてほしい」という願いが込められているという。
一方で、「芸人を辞めるわけでもありませんし、フォーリンラブも解散しません」と笑いを交えながらファンを安心させ、「40代、まだまだ咲き乱れていこうと思います」と力強く宣言した。
芸人として培ってきた発信力とエンターテインメント性を武器に、
新たなフィールドへ挑む。

