エジプト代表がPK戦の末にオーストラリアとの死闘を制す サラー先発復帰で16強進出、次戦はアルゼンチンvsカーボベルデ勝者と対戦
FIFAワールドカップ2026北中米大会のラウンド32が7月4日、ダラス・スタジアムで行われ、エジプト代表がオーストラリア代表と対戦。120分間を戦っても1-1で決着がつかず、PK戦の末に4-2で勝利し、ラウンド16進出を決めた。
エジプトはグループステージ最終戦で左ハムストリングを負傷していたFWモハメド・サラーが先発復帰。立ち上がりはボールを保持して試合の主導権を握ったものの、最初にゴールへ迫ったのはオーストラリアだった。開始早々、クリスティアン・ヴォルパートが鋭いミドルシュートでゴールを脅かし、ジョーダン・ボスも積極的な攻め上がりを見せるなど、互いに高い強度で試合へ入った。
均衡を破ったのはエジプトだった。前半13分、左サイドで獲得したFKを起点に右サイドへ展開すると、カリム・ハフェズのクロスをイマム・アシュールが頭で合わせて先制。セットプレーから試合を動かし、リードを奪った。
追う展開となったオーストラリアはロングスローやミドルシュートを織り交ぜて反撃を試みたが、前半は決定機を生かせず終了間際にはボスが相手選手との接触で負傷。ハーフタイムで交代を余儀なくされた。
後半に入るとオーストラリアが攻勢を強める。55分、左サイドからのFKをきっかけに相手のオウンゴールを誘発し、試合を振り出しに戻した。その後は両チームとも決定機を作りながらも勝ち越し点は奪えず、終盤にはエジプトがサラーを起点に何度もゴールへ迫る。しかし、ラミー・ラビーアのヘディングをGKパトリック・ビーチが好セーブで阻止するなど、オーストラリア守備陣も粘り強く対応し、90分で決着はつかなかった。
延長戦ではエジプトが徐々に主導権を握り、後半終盤には押し込む時間帯が続いたものの、オーストラリアは集中した守備で最後までゴールを許さない。オーストラリアはPK戦を見据え、延長終了間際にGKマシュー・ライアンを投入する采配を見せたが、
試合はそのまま120分を終えた。
4人全員が成功した一方、オーストラリアは1人目と4人目が失敗し、
エジプトが4-2で競り勝った。
7月7日に行われるラウンド16では、アルゼンチン代表とと対戦し、
8強入りを懸けた戦いに臨む。



