ニックスが獲得へ動いた新鋭ビッグマン ムサ・シーセイ獲得ならず マブスが契約オファーにマッチして残留決定
2026.7.20
【©️Dallas Mavericks 】
NBAで急成長を見せる若手ビッグマン、ムサ・シーセイの去就が決着した。制限付きフリーエージェント(FA)となっていたシーセイは、ニューヨーク・ニックスと2年総額470万ドル(約7億6000万円)の契約に合意していたものの、古巣ダラス・マーベリックスが提示条件にマッチ。制度上、移籍は成立せず、
シーセイは来季もマブスの一員としてプレーすることになった。
制限付きFAでは、選手が他球団と契約した場合でも、元所属チームに契約条件を合わせる権利(マッチング権)が与えられている。今回、ニックスがフロントコート強化を狙って獲得に動いたが、マブスは将来性豊かな若手を手放さない決断を下した。
ギニア出身のシーセイは、身長211センチ、体重99キロの恵まれた体格を持つ23歳のセンター。昨季はマブスと2ウェイ契約を結ぶところからNBAキャリアをスタートさせ、38試合に出場。平均13.9分間のプレーで4.5得点、5.7リバウンド、1.2ブロックを記録し、持ち前の身体能力と守備力で存在感を発揮した。
特に注目を集めたのが、シカゴ・ブルズ戦での圧巻のパフォーマンスだ。シーセイは自己最多となる17得点、20リバウンドをマークし、さらに2スティール、2ブロックも記録。攻守両面でチームの勝利に大きく貢献し、NBAの舞台で大きな可能性を示した。
ニックスは昨季王者としてさらなる戦力強化を目指し、若く伸びしろのあるシーセイの獲得に乗り出していた。しかし、マブスが将来のインサイドの柱候補として評価し、残留へ向けて迅速に動いたことで交渉は成立しなかった。


