U17女子W杯でアメリカが大会4連覇達成 8大会中7度目の世界一、次世代スターが躍動し女子バスケット界の王者を証明
チェコで開催された「FIBA U17女子バスケットボールワールドカップ2026」は、アメリカ代表が決勝でスペイン代表との激戦を制し、大会4連覇を達成した。2010年の大会創設以来、8大会中7度目となる優勝を飾り、育成力と選手層の厚さで世界の頂点に君臨。未来の女子バスケットボール界を担うスター候補たちが、その実力を存分に示した大会となった。
7月19日、チェコ・ブルノのスターズ・アリーナ・ヴォドヴァで「FIBA U17女子バスケットボールワールドカップ2026」の決勝が行われ、FIBAガールズランキング1位のアメリカ代表が同2位のスペイン代表を82―73で下し、4大会連続優勝を果たした。
2010年に創設された同大会は今回で8回目。アメリカは唯一優勝を逃した2016年大会(銅メダル)を除き、7度目の世界一に輝き、世代別世界大会でも圧倒的な強さを誇る”女子バスケットボール王国”としての存在感を改めて世界へ示した。
▪️決勝は世界トップ2によるハイレベルな攻防
世界ランキング1位と2位による頂上決戦は、序盤から互いに一歩も譲らない白熱した展開となった。
アメリカはマイカ・オジョ選手がチーム最多20得点をマーク。高い決定力とフィジカルを生かしたプレーで攻撃をけん引し、勝負どころで着実に得点を積み重ねた。
一方のスペインも、イサベル・エルナンデス選手が両チーム最多となる28得点に加え、8スティール、4リバウンド、4アシストを記録する圧巻のパフォーマンスを披露。最後まで粘り強く食い下がったものの、あと一歩届かず準優勝となり、過去最高タイとなる4度目の銀メダル獲得となった。
また、3位決定戦ではオーストラリア代表がカナダ代表を64―57で破り、
銅メダルを手にしている。
▪️MVPはアメリカのウィルソン・マニャッカ選手
大会終了後には最優秀選手(TISSOT MVP)が発表され、優勝したアメリカ代表のイヴァンナ・ウィルソン・マニャッカ選手が選出された。
同選手は大会を通じて平均12.9得点、フィールドゴール成功率52.1%、6.0リバウンド、2.6スティール、1.7アシストを記録。攻守両面で安定したパフォーマンスを見せ、世界王者に輝いたアメリカを支える中心選手として存在感を放った。
表彰式では、オリンピック金メダリストでありFIBA殿堂入りを果たしているドーン・ステーリー氏からMVPトロフィーが授与され、次世代スターへの期待を一層高めた。
▪️日本は7位フィニッシュ世界トップとの差を縮める戦い
今大会では日本代表もベスト8入りを果たし、総合7位で大会を終えた。
世界の強豪国を相手に粘り強い戦いを見せ、
将来の女子日本代表を担う世代として大きな経験を積む大会となった。
世界トップレベルとの差を実感しながらも、今後の国際舞台での飛躍につながる貴重な財産を手にしたことは、日本女子バスケットボール界にとっても大きな収穫と言える。
U17女子ワールドカップ2026 最終順位
- 優勝:アメリカ
- 準優勝:スペイン
- 3位:オーストラリア
- 4位:カナダ
- 5位:ニュージーランド
- 6位:中国
- 7位:日本
- 8位:スロベニア
- 9位:エジプト
- 10位:イタリア
- 11位:ラトビア
- 12位:コロンビア
- 13位:ドイツ
- 14位:チェコ
- 15位:メキシコ
- 16位:コートジボワール


