韓国代表 W杯後も続く「負の連鎖」日本に敗れたウルグアイに1―4大敗…ホーム4万人の前で露呈した課題
国際親善試合が9月28日にソウルワールドカップ競技場で行われ、
韓国代表はウルグアイ代表に1―4で敗れた。
24日のエクアドル戦では3―0と快勝し、ロベルト・モレノ暫定監督の初陣を白星で飾っていた。しかし、2試合目では一転して4失点。ホームに詰めかけた4万人を超える観客の前で、南米の強豪との差を突きつけられる結果となった。
しかもウルグアイは、わずか4日前の24日に日本代表と対戦し、3―1で敗れていた。
日本は松木玖生選手、塩貝健人選手、上田綺世選手のゴールでウルグアイを下し、W杯後の初戦を白星でスタート。28日のベネズエラ戦も上田選手の2得点で2―1と逆転勝利を収めている。
同じW杯後の再スタートでも、ここで明暗が分かれた。
▪️日本戦からわずか4日後のウルグアイに4失点
韓国は立ち上がりからウルグアイの攻撃に対応できなかった。
前半13分、最終ラインの背後を突かれ、ダルウィン・ヌニェス選手に先制点を許す。27分にはジョルジアン・デ・アラスカエタ選手に追加点を決められ、43分にはカウンターからキム・ミンジェ選手のオウンゴールで0―3となった。
後半17分にもヌニェス選手にこの日2点目を許し、スコアは0―4。
韓国は80分にソン・フンミン選手が1点を返したものの、反撃はそこまでだった。
試合を通して4失点を喫したことで、攻撃力だけではなく、相手の速い攻撃に対する守備対応や試合の流れを制御する部分にも課題が表れた。
▪️「W杯後」の再スタートで問われる韓国代表の立て直し
今回の敗戦を単独の1試合として見ることもできる。
実際、韓国は24日のエクアドル戦では3―0と勝利しており、新体制のスタート自体は悪いものではなかった。
しかし、その4日後にウルグアイに1―4で敗れたことで、チームが抱える課題が一気に浮き彫りになった。
特に気になるのは、失点の形だ。
先制点では最終ラインの背後を突かれ、2点目では中盤からのシュートを許し、3点目はカウンターから失点。後半の4点目もサイドを突破され、最後はヌニェス選手をフリーにしている。
つまり、異なる形で失点を重ねた。
ここに、単純な決定力不足だけでは説明できない問題が見える。
▪️日本が3―1で勝った相手に、韓国は1―4
今回の結果を語るうえで、避けて通れないのが日本との比較だ。
日本代表は9月24日、宮城でウルグアイと対戦し、3―1で勝利した。
松木選手が代表デビュー戦でゴールを決め、塩貝選手も代表初ゴール。上田選手が試合終了間際に追加点を挙げるなど、新戦力の台頭も見られた。JFAもこの試合を「新たな一歩」と位置づけている。
そのわずか4日後、同じウルグアイをホームに迎えた韓国は1―4。
もちろん、親善試合は試合条件、メンバー、戦術、コンディションなどが異なるため、スコアだけで両国の実力差を断定することはできない。
それでも、W杯後の最初の活動で日本がウルグアイ、ベネズエラに連勝する一方、韓国はエクアドル戦の快勝からウルグアイ戦の大敗へと振れた。
この振れ幅こそ、韓国代表にとって現在の課題を考える材料になっている。
▪️ソン・フンミンの偉大な記録も・・・大敗の陰に
韓国にとって唯一の明るい材料となったのが、ソン・フンミン選手だった。
80分に1点を返し、国際Aマッチ通算58ゴールを記録。チャ・ボムグン氏に並び、韓国代表歴代最多得点記録に到達した。
さらにクラブと代表を合わせたキャリア通算300得点という節目にも到達した。
しかし、個人の記録とチームの結果は別物だ。
ソン・フンミン選手が歴史的な記録を刻んだ夜に、韓国代表はホームで1―4の大敗を喫した。
ベテランの偉業と、チーム再構築の難しさ。
その両方が同じ試合に存在した。
▪️「負の連鎖」を止められるか
韓国代表にとって、今回の敗戦は単なる1敗ではなく、W杯後のチーム再構築を考えるうえでの材料になった。
エクアドル戦では3―0と勝利しながら、その4日後にはウルグアイに1―4。
試合ごとの内容に大きな振れ幅があることは、新体制がまだ安定した戦い方を確立する途上にあることを示している。
韓国メディアが今回の敗戦を厳しく報じたのも、単純なスコア以上に、ホームでの大敗という結果がチームの再スタートに影を落としたためだ。
一方で、W杯後の代表活動は始まったばかり。
10月2日にはベネズエラ戦が控えている。
ここでどのようなメンバー構成を採用し、ウルグアイ戦で露呈した守備面の課題をどう修正するのか。

