米国MLBでイチローが野球殿堂に選出!!
【マリナーズ公式ブログより】
米国メジャーリーグ(野球)のナ・リーグで現在、
会長付特別補佐兼インストラクターの肩書を持つイチロー氏(51)が、
21日(日本時間22日)、米国・野球殿堂に選出されたことが
MLBネットワークの番組内で発表された。
メジャー史上最多の652セーブを記録したM・リベラ氏以来、
6年ぶり史上2人目の満票選出はならなかった。
イチロー氏は引退後5年で資格を得た1年目の殿堂入りとなる。
日米両方の殿堂に選ばれるのは史上初の快挙である。
殿堂入りの式典は7月27日、ニューヨーク州クーパーズタウンで行われる予定。
史上最長の7年連続首位打者、パ・リーグ最多記録となる5度の最多安打など、
その功績は圧倒的だ。
日本球界での9年間に打撃タイトル19冠を獲得した後、
2001年、27歳でメジャーリーグに挑戦。
19年間で3089安打を積み上げた。
2000年代の安打ランキングではA・プホルス(3384本=カージナルスなど)、M・カブレラ(3174本=タイガース)に次ぐ3位だが、
プホルスは22年、カブレラは21年の実働であり、
イチロー氏の実働期間は18シーズンと短い。
それにもかかわらず、シーズン平均安打数は殿堂入りの両選手を上回り、
トップ成績を記録した。
また、日本時代との通算安打数は4367本に達し、
MLB史上最多記録を持つP・ローズ(レッズなど)の4256本をも上回る。
【MLB公式サイトに記録が掲載されている】
*画像タップで閲覧可能
2001年には、242安打、打率3割5分、56盗塁を記録し、
史上2人目の新人王とMVPの同時受賞を達成。
その後も10シーズンで7度のリーグ最多安打を獲得し、
10年連続で200安打・打率3割以上を達成した。
盗塁の記録も長らく日本人選手として史上最多だったが、
昨季に大谷翔平(ドジャース)が59盗塁を記録して更新された。
イチロー氏が世界の野球界で活躍し、
日本球界から米国への挑戦を架け橋としたことで、
多くの日本人選手がスポーツの分野で成功事例を示す道を切り開いた。
現在、NBA(バスケットボール)でも日本人選手への注目が高まっており、
今後、アメリカで活躍する日本人スポーツ選手は
ますます増え続けることだろう。