NBA 29歳のブランドン・クラーク選手が急死 八村塁選手の大学時代の盟友に衝撃
12日(日本時間13日)、メンフィス・グリズリーズに所属するフォワード、ブランドン・クラーク選手が死去したと発表した。29歳だった。現時点で正式な死因は公表されていないが、米報道によれば薬物の過剰摂取(オーバードーズ)の疑いがあるという。
米ABCニュースによると、ロサンゼルス市警の情報筋は、クラーク選手が11日(同12日)にロサンゼルス市内の自宅で死亡しているのが見つかったと説明。現場からは大量の麻薬が発見された一方、他殺の痕跡は確認されなかったとしている。
また、クラーク選手は先月1日、米アーカンソー州でスピード違反および規制薬物所持容疑で逮捕されていた。所持していたとされるのは、鎮痛作用などを持つハーブ系サプリメント「クラトム」とみられ、依存性や健康被害への懸念から規制を強化する動きが広がっている。グリズリーズの本拠地であるテネシー州でも、
7月1日から違法化される予定だった。
近年、アメリカでは薬物の過剰摂取による死亡事故が深刻な社会問題となっている。
特に鎮痛薬や違法薬物、向精神作用を持つ成分を含む薬物は、呼吸抑制や意識障害、不整脈などを引き起こし、短時間で命を落とす危険性が指摘されている。専門家は「一度の摂取でも致命的な結果につながる可能性がある」と警鐘を鳴らしており、若年層アスリートの間でもメンタルヘルスや依存症対策の重要性が課題となっている。
クラーク選手はゴンザガ大学時代、八村塁選手とチームメートとして活躍。
2019年のNBAドラフトではともに1巡目指名を受け、将来を期待された世代の一人だった。
ドラフトではオクラホマシティ・サンダーから指名後、トレードでメンフィス・グリズリーズへ移籍。ルーキーイヤーには58試合に出場し、平均12.1得点、5.9リバウンドを記録してオールルーキーチームにも選出された。
グリズリーズでは渡辺雄太選手や、河村勇輝選手ともチームメートとしてプレー。
日本のバスケットボールファンにもなじみ深い存在だっただけに、突然の訃報は大きな悲しみを広げている。


