ONE FF 171= 指田烈選手 反撃の糸口つかめず判定負け フランスの技巧派 ホドリゲス選手が巧みな距離感

2026.9.18
【©️ONE Championship 】

タイ・バンコクのルンピニースタジアムで18日、「ONE Friday Fights 171」が開催され、キックボクシングのフライ級戦にTEAM TEPPENの指田烈選手が登場した。

対戦相手はフランスのエジウソン・ホドリゲス選手。3分3ラウンドで行われた一戦は、両者が激しく攻防を交わす展開となったが、最終的にはホドリゲス選手が3-0の判定で勝利。指田選手はONE Friday Fightsで連勝をつなぐことができなかった。

今回の一戦は、単なる勝敗だけではなく、相手の攻撃に合わせて戦うタイプの選手をどう崩すかという、指田選手にとって大きな課題が浮かぶ内容となった。


▪️序盤は得意の蹴りを軸に攻める

指田選手は序盤からローを使いながら前進。右カーフキックやジャブを織り交ぜ、飛び込むような攻撃も仕掛けていった。

一方のホドリゲス選手は、真正面から攻撃を受け止めるのではなく、指田選手が踏み込むタイミングにパンチを合わせる戦い方を選択。

指田選手が距離を詰めれば左フックを返し、ローに対してもカウンターを狙う。攻撃そのものよりも、相手の動きを利用してポイントを奪うような戦い方が目立った。

指田選手は何度か飛びヒザも繰り出したものの、クリーンヒットにはつながらず。ホドリゲス選手が距離を外す場面も多く、攻撃が空を切る場面も見られた。

2ラウンドに入ると、ホドリゲス選手はさらに積極性を増した。

左右のフックでプレッシャーをかけながら前進すると、指田選手は左ミドルや右ストレート、右カーフで対応。

しかし、ホドリゲス選手は一定の場所にとどまらない。

指田選手が攻撃を出すと、その直後にポジションを変え、パンチを打ち返す。さらにボディーへの攻撃も加え、指田選手の意識を上下に散らしていった。

一時はホドリゲス選手がガードを下げ、前後にステップを踏みながら相手を誘う場面もあった。

指田選手は前進して右ボディー、左ボディー、右フックと攻撃をまとめ、終盤には攻勢を強めたものの、ラウンドを通じて主導権を完全に奪うまでには至らなかった。

最終ラウンドになると、指田選手は右カーフをさらに明確な武器として使い始める。

これに対してホドリゲス選手も右カーフを返し、蹴りによる主導権争いへ。

ホドリゲス選手のカーフを受けた際に指田選手の足が流れ、バランスを崩す場面もあった。

それでも指田選手は最期の力を振り絞り下がらない。

右ストレートや左フックを織り交ぜながら前へ出続け、終盤には打ち合いへ持ち込む。

しかし、ホドリゲス選手も右フックやカーフを返し、最後まで距離をコントロール。

試合中には両者のヒザが接触してローブローとなる場面もあり、一時中断。

再開後は互いに足を止めて打ち合う展開となった。

指田選手もジャブをクリーンヒットで当てて反撃を見せたが、終盤に再びホドリゲス選手の右カーフでバランスを崩す場面があり、最後まで流れを引き寄せることはできなかった。