女子バスケW杯 アメリカが史上5連覇 フランスを撃破し頂点 スペイン3位、日本は12位で大会終了

2026.9.15

【©️FIBA】

女子バスケットボールの世界一を決める「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026」が9月14日、ドイツ・ベルリンで全日程を終えた。最後に頂点へ立ったのは、世界ランキング1位のアメリカ。決勝でフランスを97-79で下し、5大会連続となる優勝を果たした。

3位決定戦ではスペインが開催国ドイツを81-58で破り、銅メダルを獲得。大会を通じて各国の力関係が浮かび上がるなか、日本は12位で大会を終えた。


 

▪️アメリカ代表が決勝のぶたいでフランスを逆転

決勝は、FIBAランキング1位のアメリカと同2位のフランスによる世界トップクラスの対決となった。

立ち上がりはフランスが主導権を握った。第1クォーターを20-17と3点リードすると、第2クォーターには一時14点差までリードを広げ、アメリカを追い込んだ。

それでもアメリカは崩れない。

前半終盤に反撃を強め、43-45と2点差まで追い上げてハーフタイムへ。

後半に入るとブレアナ・スチュワートを中心に攻撃のギアを上げ、

11-2のランで試合をひっくり返した。

そこからはアメリカが主導権を掌握。

フランスの反撃を抑え、最終的には97-79で勝利した。

 

スチュワートは22得点、10リバウンド、4アシストを記録。

得点だけでなくリバウンドでも存在感を示し、決勝の勝利に大きく貢献した。

フランスではドミニク・マロンガが21得点、6リバウンドをマークしたものの、後半にアメリカの勢いを止めることができなかった。

 

▪️スペインがドイツを下し銅メダル

3位決定戦ではスペインとドイツが対戦した。

スペインは第1クォーターから25-15と先行。ドイツの反撃を受けながらも前半を40-36で折り返すと、後半に再び主導権を握った。

特に最終クォーターではスペインが20-7と圧倒。

最終スコア81-58で開催国ドイツを下し、3位の座を確保した。

スペインではイヤナ・マルティンが22得点、9アシスト、4リバウンドと攻撃をけん引。得点だけではなくゲームメークでも存在感を示した。

ドイツはアレクシス・ピーターソンとニャラ・サバリーがそれぞれ13得点を挙げたが、最後までスペインの勢いを止められなかった。

 

▪️アメリカ代表女子チーム「5連覇」という圧倒的な記録

今回の優勝によって、アメリカは5大会連続で女子W杯を制した。

世界の女子バスケットボールでは各国の競技力が高まり、フランスやスペイン、オーストラリアなども上位争いに加わっている。それでも、最後に世界一の座を守ったのは今回もアメリカだった。

 決勝では一時14点差をつけられる場面もあった。それでも試合を立て直し、後半に逆転して18点差で勝ち切ったことは、アメリカの層の厚さを象徴する結果ともいえる。

 「リードされたら終わり」ではなく、試合の流れを変え、最終的に勝利へ持っていく。この決勝戦は、世界の女子バスケットボールをリードしてきたアメリカの強さを改めて印象づける一戦となった。

 

▪️日本は12位で大会を終える

日本は最終順位12位となった。

今大会では世界の強豪国との対戦を通じて、国際舞台で求められるサイズ、フィジカル、リバウンド、そして試合終盤の対応力など、さまざまな課題と収穫が見える大会となった。

一方で、日本女子バスケットボールは近年、世界の舞台で存在感を高めてきた。

東京五輪での銀メダルなどを経て、世界のトップ層を目指す流れは続いている。

今回の12位という結果だけで大会を判断するのではなく、世界との差をどのように次の国際大会につなげていくかが重要になる。

アメリカが5連覇を達成した一方、フランス、スペイン、ドイツ、ベルギー、オーストラリア、中国なども上位に名を連ねた。

世界の女子バスケットボールは、確実に競争の幅を広げている。

 


【FIBA女子W杯2026 最終順位】

1位 アメリカ
2位 フランス
3位 スペイン
4位 ドイツ
5位 ベルギー
6位 オーストラリア
7位 中国
8位 ハンガリー
9位 イタリア
10位 韓国
11位 プエルトリコ
12位 日本
13位 マリ
14位 トルコ
15位 チェコ
16位 ナイジェリア