中国の226cm超新星チャン・ツーユウ 世界を驚かせる存在感 女子バスケW杯で輝く19歳の可能性
【©️FIBA】
ドイツ・ベルリンで開催されているFIBA女子ワールドカップで、世界中のバスケットボールファンから大きな注目を集めている選手がいる。
中国代表の19歳、チャン・ツーユウだ。
身長226センチという女子バスケットボール界でも類を見ない長身を誇るチャンは、コートに立つだけで試合の景色を変える存在だ。まだ19歳ながら、世界の強豪を相手に堂々とプレーし、将来の国際舞台を担う大型センターとして、その名前を世界へ広げている。
9月4日に行われた前回大会王者・アメリカ代表との一戦でも、その存在感は際立った。
チャンはチーム最多タイとなる13得点に加え、6リバウンド、2ブロックショットを記録。限られたプレータイムの中でもインパクトを残し、世界トップクラスの選手が集う舞台で、自身の持つ大きな可能性を示した。
▪️世界王者アメリカ代表の選手たちも驚いた226センチの存在感
226センチという圧倒的な高さは、チャン最大の魅力の一つだ。
ゴール付近でポジションを取れば、その高さを生かしたシュートやリバウンド、ブロックで相手に大きなプレッシャーを与える。さらに、相手ディフェンスがチャンを意識することで、周囲の選手が攻撃に参加するスペースも生まれる。
実際にアメリカ代表との対戦では、対峙した選手たちから驚きの声が上がった。
米紙『New York Post』によれば、アメリカ代表のケイトリン・クラークはチャンについて、
「あんなに体格の大きな女性と私は対戦したことはなかった」
と、その規格外の存在感を振り返った。
世界最高峰の舞台で数多くの大型選手と対戦してきたアメリカ代表の選手にとっても、226センチというサイズは特別なものだった。
それだけチャンの存在が、国際舞台で強烈なインパクトを残しているということだ。
▪️19歳の大型センターが世界舞台で急成長
チャンが世界から注目されるようになったのは、今回が初めてではない。
2024年6月、中国で開催されたU18女子アジアカップで日本代表とも対戦。その規格外のサイズとプレーで大きな注目を集め、女子バスケットボール界にその名を知らしめた。
それからわずか2年。
現在は中国のシニア代表として世界最高峰の舞台に立ち、強豪国を相手に得点、リバウンド、ブロックなどで存在感を示している。
しかも、まだ19歳。
ここから国際舞台で経験を積み、シュート、パス、リバウンド、守備などの技術をさらに磨いていけば、226センチという唯一無二の身体的な特徴と組み合わさり、世界でも極めて貴重な存在へ成長する可能性がある。
▪️WNBA、そして次のワールドカップへ
海外でも、すでにチャンの将来性に大きな期待が寄せられている。
『New York Post』は、将来的なWNBA挑戦の可能性にも言及。
2027年にはドラフト指名資格を得る可能性があり、今後の成長次第では女子バスケットボール界を代表する大型選手へ飛躍することも期待されている。
もちろん、19歳のチャンにとって、まだキャリアは始まったばかりだ。
だからこそ、今後どのような選手へ進化していくのかが大きな楽しみになる。
226センチという恵まれた身体能力に加えて、世界トップレベルの試合経験を積み重ねていけば、そのプレーはさらに洗練されていくはずだ。
そして視線の先にあるのは、次なる世界大会だ。
今回の女子ワールドカップで世界に強烈なインパクトを残した19歳が、次のワールドカップでどこまで進化した姿を見せるのか。
世界の女子バスケットボール界が注目する「226センチの逸材」は、これからさらに大きな舞台へ羽ばたいていく可能性を秘めている。
中国代表の新たなシンボルとなりつつあるチャン・ツーユウ。
その成長物語は、ここからが本番だ。


