スタバ「タンブラー族」に悲報 9月2日からミルク追加に新ルール 物価高の中で「飲める量」も変化
スターバックスを愛用する「タンブラー族」にとって、
気になるルール変更が行われる。
2026年9月2日から、スターバックスでは「マイ カスタマイズ バー」を全国の店舗(一部を除く)で導入。これに伴い、アイスミルクの追加についても新たなルールが設けられる。
ポイントは、注文したドリンクのサイズを超える量のミルクを追加できなくなることだ。
例えばショートサイズのドリンクを注文した場合、タンブラーが大きかったとしても、追加できるアイスミルクはショートサイズ相当の量まで。大きなタンブラーを持参し、「余ったスペースにミルクをたっぷり入れてほしい」といった注文は、今後できなくなる。
タンブラーを持参し、自分好みの量に調整して楽しんできたファンにとっては、少し寂しい変更ともいえそうだ。
▪️かつては「好きなだけ」がスタバの魅力だった
今回の変更をめぐって、スターバックスの「昔」を知るファンからは、これまでのサービスを懐かしむ声も聞こえてきそうだ。
一昔前のスターバックスでは、店内のダストコーナー周辺や紙ナプキン、ストローなどが置かれていたコーナーに、牛乳や無脂肪乳の2つの小瓶が必ず用意され、利用者が自分の好みに合わせて自由に牛乳を追加できることが、スターバックスならではの魅力の一つだった。
コーヒーを飲みながら、もう少しミルクを足したい。
そんな時に、自分で好きな量を調整できる自由さがあった。
しかし、こうしたサービスもいつしか姿を消し、現在ではスタッフに追加をお願いするスタイルへと変化。
そして今回、さらに「注文したドリンクのサイズ内」という新たな基準が設けられる。
▪️物価高の中「飲める量」も少しずつ変化
もちろん、スターバックス側にもサービスを維持するための事情がある。
原材料費や人件費、物流費など、さまざまなコストが上昇する中、飲食業界ではサービス内容や提供方法の見直しが相次いでいる。
その一方で、利用者からすれば、価格が上昇する中で「以前はできたことが、少しずつできなくなっている」と感じる場面も少なくない。
今回のミルク追加ルールも、その一つとして受け止められる可能性がある。
「大きなタンブラーを持っていけば、その分たっぷり楽しめる」。
そんなタンブラー利用者にとっての小さな楽しみも、2026年9月2日からは変わることになる。
スターバックスは今回の「マイ カスタマイズ バー」によって、シュガーやソース、スパイスなどを自分好みに加えられる新たな楽しみ方を提案する。
自由なカスタマイズを広げる一方で、ミルクについては提供量に明確な上限を設ける。
物価高が続くなか、スターバックスのサービスは少しずつ形を変えている。
そして今回の変更は、単なる「ミルクの量」の問題ではない。
長年スターバックスを利用してきたファンにとっては
「昔は自由にできたことが、また一つ変わった」と感じるルール変更になりそうだ。
【文:高須基一朗】

