亀田興毅氏が佐野遥渉選手を亀田ジムに迎え入れ「責任を持って支えていきたい」 9・23再起戦へ新たな一歩
元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏が、再び世界を目指す佐野遥渉選手の新たな挑戦を全面的に支える。
亀田氏は4日、大阪市内で会見を開き、WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級1位の佐野遥渉選手が、LUSHジムから亀田氏が会長を務める亀田ジムへ移籍することを発表した。
23歳の佐野選手は、2021年10月にプロデビュー。
11勝5KO1分の戦績を積み上げ、スーパーフライ級で着実に実績を重ねてきた。
今年4月には、キルギスで当時WBA同級暫定王者だったデビッド・ヒメネス選手との世界戦に挑む予定だったが、国際情勢の影響によって延期。その後も所属ジムを取り巻く環境が変化し、佐野選手は活動の場を失う状況となっていた。
そうした中で、これまでプロモート面から佐野選手を支えてきた亀田氏が、今度は所属選手として迎え入れる決断を下した。
亀田氏は「所属とプロモートで出場するのとはまた違う。しっかりと責任を持って契約やサポート面も含めて支えていきたい」と語り、
佐野選手の今後を全面的にバックアップする姿勢を明確にした。
さらに「スーパーフライ級は自分が最後に挑戦して叶えられなかった、思い入れのあるタイトル。亀田ジムからタイトル戦士が育ってくれたら。だから佐野選手には頑張ってほしい」と期待を寄せた。
佐野選手にとって、今回の移籍は世界挑戦への再スタートとなる。
次戦は9月23日に大阪・住吉区民センターで開催される「3150FIGHT 11」。
ノンタイトルのバンタム級8回戦で、東洋太平洋スーパーフライ級15位のクリスチャン・レガネ選手(フィリピン)と対戦することが決まった。
世界戦が一度延期となり、所属ジムの休会という厳しい状況を経験した佐野選手だが、その間も競技への情熱を失うことはなかった。
「いくつかお話をいただく中で、今のこの状況で一番良い選択肢を亀田さんが提案してくれた。そこに自信を持って決意しました」
新天地を選んだ理由について、佐野選手はこう説明した。
さらに「いろんな意味でメンタルが強くなった」と語り、世界戦が決まっていた時期には230ラウンドを超えるスパーリングを積んだことを明かした。
「準備不足ということはない。倒す力も強化してきた」
世界挑戦を見据えて積み重ねてきたトレーニングを自信に変え、再びリングへ向かう。
亀田氏が「タイトル戦士」としての成長に期待を寄せる佐野選手。新たな所属先、新たな環境を得て迎える9月23日の再起戦は、世界の舞台へ再び歩み出すための重要な一戦となる。
対戦相手のレガネ選手は8勝5KO4敗3分。
ともにKO勝利を持つ両者による8回戦は、
再出発を迎えた佐野選手にとって、新たな可能性を示す舞台となりそうだ。
「3150FIGHT 11」はABEMAで全試合無料生配信予定。
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