河村勇輝選手 クリッパーズと「エグジビット10契約」 NBA再挑戦へ新たな一歩、八村塁選手との共闘にも期待
【©️Los Angeles Clippers 】
米プロバスケットボールNBAのロサンゼルス・クリッパーズは日本時間10日、日本代表の河村勇輝選手と「エグジビット10契約」を結んだことを公式SNSで発表した。
昨季、シカゴ・ブルズでNBAの舞台を経験した河村選手にとって、クリッパーズとの契約はさらなる飛躍を目指す新たなスタートとなる。
▪️ブルズでNBAを経験、サマーリーグではペイサーズの一員に
25歳の河村選手は2025-26シーズン、ブルズと2ウェイ契約を結び、NBAでプレー。
持ち前のスピードとゲームメーク能力を武器に、世界最高峰の舞台で経験を積んだ。
シーズン終了後はフリーエージェント(FA)となり、今夏はインディアナ・ペイサーズの一員としてNBAサマーリーグにも参戦。新たな環境で自身の存在感を示していた。
そして今回、次なる挑戦の舞台として決まったのがクリッパーズだ。
クリッパーズは公式SNSで「ユウキ・カワムラとエグジビット10契約を結びました」と発表。河村選手にとって、再びNBAのロスター入りを目指すチャンスが巡ってきた。
▪️「エグジビット10契約」からNBA定着を目指す
今回の契約は「エグジビット10」と呼ばれるNBA特有の契約形態で、
最低年俸による無保証契約が基本となる。
ただし、河村選手にとっては決してゴールではない。
プレシーズンなどでアピールを続け、チームの評価を勝ち取ることができれば、開幕前に2ウェイ契約へ移行する可能性もある。
また、契約解除となった場合でも、クリッパーズ傘下のGリーグチームと契約し、一定の条件を満たすことでボーナスを受け取れる仕組みがある。
NBAでのプレー機会をつかむため、河村選手はこれまでにも一歩ずつ道を切り開いてきた。今回もまずはチーム内で存在感を高め、開幕ロスター入り、
さらには2ウェイ契約を目指す戦いが始まる。
▪️八村塁選手との「日本人コンビ」誕生にも注目
そして、今回の移籍で大きな注目を集めているのが、八村塁選手との共闘の可能性だ。
クリッパーズには今夏、ロサンゼルス・レイカーズからFAとなった八村選手が加入。米メディアによると、契約は2年総額2800万ドル(約45億円)と報じられている。
NBAという世界最高峰の舞台で、日本を代表する2人の選手が同じユニホームを着ることになれば、日本バスケットボール界にとっても大きなニュースとなる。
河村選手は昨季、NBAで実戦経験を積み、八村選手はリーグで長年プレーしてきた実績を持つ。ポジションも役割も異なる2人だが、日本代表で培ってきた経験を含め、同じチームで切磋琢磨することへの期待は大きい。
▪️まずはプレシーズンから勝負
エグジビット10契約は、NBA定着を約束するものではない。しかし、河村選手にとっては、再びNBAの舞台で自身の力を証明するための重要なチャンスとなる。
昨季のブルズで得たNBA経験、サマーリーグでの挑戦を経て、今度はクリッパーズで新たな競争に挑む。
まずはチーム内で信頼を勝ち取り、開幕ロスター入り、そして2ウェイ契約へ――。
河村選手のNBA挑戦は、ここから新たな章へと進んでいく。

