ドジャースが3年ぶり100勝でレギュラーシーズン終了 大谷翔平選手は18戦ノーアーチも短期決戦へ 佐々木朗希選手は完璧救援

2026.9.28
【©️Los Angeles Dodgers】

ドジャースがレギュラーシーズン最終戦を勝利で締めくくり、

2023年以来3年ぶりとなるシーズン100勝に到達した。

ジャイアンツとの最終戦は延長タイブレークにもつれ込んだものの、十回に一挙4点を奪って5―1で勝利。3連勝でシーズンを終え、ここから舞台は一気に短期決戦へと移る。

大谷翔平選手は「1番・指名打者」で先発し、3打数1安打。

右上腕二頭筋の炎症から復帰後、5試合連続で出場した。

一方、佐々木朗希選手は五回から3番手として登板し、1回を無安打無失点。ポストシーズンを見据えた最終戦で、安定した投球を披露した。


 

▪️100勝でシーズンを締めくくる

ドジャースはレギュラーシーズン最後の試合を延長戦で制し、今季100勝目を記録した。

試合は九回まで1―1のまま決着せず、タイブレーク方式の延長十回へ。2死二塁からコールが左中間へ勝ち越し適時二塁打を放つと、続くパヘスにも23号3ランが飛び出した。

終盤まで拮抗した展開から、最後のイニングで一気に試合を動かした。

100勝という数字だけを見ても、ドジャースが長いレギュラーシーズンを通じて高い勝率を維持してきたことが分かる。

そして、この勝利によってレギュラーシーズンの日程は終了。次に待つのは、1試合ごとの重みが大きく変わるポストシーズンだ。

 

▪️大谷翔平選手は1安打 長いシーズンを終える

大谷選手は三回の第2打席で左前打を記録した。

打球は強烈なライナーではなく、三塁線方向へ転がったゴロ。守備側がシフトを敷いていたことで空いた三塁線際を抜け、安打となった。

五回の第3打席では二ゴロ。打球速度171キロの鋭い打球だったものの、角度がつかず野手の正面へ飛んだ。

この打席を最後に途中交代。レギュラーシーズン最後の打席を終えた。

今季の大谷選手は、3年ぶりに開幕から投打二刀流でシーズンをスタートさせた。しかし、左膝や右上腕二頭筋、首の故障などもあり、投手としての登板を継続することはできなかった。

7月4日以降は打者に専念し、最終的には135試合に出場。

打率2割7分5厘、30本塁打、81打点、11盗塁、OPS・889という数字を残した。

本塁打は6年連続となる30本に到達した一方、シーズン終盤には長い沈黙も経験した。

8月18日のロッキーズ戦を最後に本塁打がなく、最終的には自己ワーストタイとなる18試合連続ノーアーチ、86打席連続ノーアーチでレギュラーシーズンを終えている。

ただ、レギュラーシーズンとポストシーズンは別の戦いになる。

ここからは試合間隔や起用法、相手投手とのマッチアップなど、短期決戦ならではの要素が結果を左右する。大谷選手にとっても、まずはコンディションを整えながら次の戦いへ入っていく段階となる。

 

▪️佐々木朗希選手は1回無失点 最後の登板で安定感

佐々木選手は五回から3番手で登板。

1回を投げて無安打無失点と、打者を寄せ付けない投球で役割を果たした。

今季は故障などもあり、先発としてシーズンを通して投げ続ける形にはならなかったが、ポストシーズンを控えた最終戦で無失点に抑えたことは、チームにとっても重要な内容となった。

短期決戦では、先発投手だけでなく、試合途中から流れを引き継ぐ救援陣の役割も大きくなる。

佐々木選手がどのような起用法でポストシーズンに組み込まれるのか。

その点も今後の注目材料になる。

 

▪️投手・大谷は14先発で防御率1・79

大谷選手は投手としても、今季14試合に先発し、8勝2敗、防御率1・79という数字を残した。

開幕直後から好投を続けていただけに、左膝の炎症に加えて右腕の炎症も重なり、シーズン途中で投手としての継続を断念することになった。

それでも打者として30本塁打を放ち、投手としても防御率1点台を記録。

投打両面での稼働が限られたシーズンだったからこそ、ポストシーズンではコンディションをどこまで整えられるかが重要になる。

 

▪️いよいよ短期決戦へ まずは地区シリーズを待つ

ドジャースはシード権を獲得しているため、9月29日から始まるプレーオフ1回戦は免除される。

次の戦いは10月3日から始まる地区シリーズ。ナ・リーグ東地区1位のブレーブスと同2位フィリーズによるカードの勝者と対戦する。

つまりドジャースには、レギュラーシーズン終了から地区シリーズ開幕までに準備期間がある。

100勝という結果を残した今、チームに求められるのは、

さらに勝利数を積み上げることではない。

コンディションを整え、故障者の状態を確認し、

投手陣の役割を整理し、打線を短期決戦仕様へと整えていく。

長丁場だった162試合から、負けが直接シリーズの行方を左右する戦いへ。

レギュラーシーズン最後の試合で100勝に到達したドジャースは、

ここからまったく別の野球に向き合うことになる。

大谷選手のバットが再び上向くのか。佐々木選手がどのような場面で起用されるのか。

100勝という数字を達成したシーズンの先に ドジャースの本当の勝負が始まる。


【瞬刊モッツ 編集部】