劇的AT弾でカナダが悲願のベスト16進出!南アフリカとの初の決勝T対決を制し 新たな歴史を刻む
FIFAワールドカップ北中米大会は29日、決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)の初戦が行われ、グループB2位のカナダ代表(FIFAランキング30位)が、グループA2位の南アフリカ代表(同60位)を1-0で下し、同国史上初となるベスト16進出を果たした。決勝トーナメント最初の一戦を制したカナダは、今大会のラウンド16進出一番乗りとなった。
ともに大会史を塗り替えて決勝トーナメントへ進出した両国の対戦は、最後の最後まで均衡が崩れない緊迫した展開となった。
初めてグループステージ突破を果たしたカナダは、ジョナサン・デイヴィッド選手やタニ・オルワセイ選手を軸に積極的な攻撃を展開。一方の南アフリカも、初の決勝トーナメント進出という勢いを武器に応戦し、GKロンウェン・ウィリアムズ選手が幾度となく好セーブを披露してゴールを死守した。
南アフリカはテボホ・モコエナ選手やオズウィン・アポリス選手を中心に鋭いカウンターを狙い、互いに譲らぬ攻防が続く中、前半はスコアレスで終了した。
後半もカナダが主導権を握り、ボールを保持しながら南アフリカ陣内へ押し込む時間帯が続く。南アフリカはタレン・ムバタ選手らを投入して流れを引き戻そうとしたが、カナダは交代策で攻撃の勢いを維持し、終盤までプレッシャーをかけ続けた。
そして劇的な瞬間はアディショナルタイムに訪れる。
後半47分、右サイドからのクロスのこぼれ球に反応したステファン・ユースタキオ選手が、ペナルティーエリア手前から右足を一閃。
グラウンダーの鋭いシュートがゴール左隅へ吸い込まれ、
土壇場で均衡を破る決勝ゴールとなった。
終了間際の失点で力尽きた南アフリカは、GKウィリアムズ選手の好守も実らず、あと一歩届かず。歴史的なベスト16進出はならなかったものの、初の決勝トーナメント進出という快進撃で大会を終えた。
両国共に全力を出し切る素晴らしい試合だった。



