南アフリカが歴史を塗り替えた!最下位からの大逆転で初の決勝T進出 韓国撃破で“アフリカの新章”を刻む
サッカーのFIFAワールドカップ北中米大会は24日(日本時間25日)、グループA最終節が行われ、南アフリカ(FIFAランキング60位)が韓国(同25位)を1―0で下し、同国史上初となる決勝トーナメント進出を果たした。
試合前の南アフリカはグループ最下位。
突破のためには韓国戦での勝利に加え、同時刻開催のメキシコ対チェコ戦の結果も必要という厳しい状況だった。しかし、その逆境を力に変えたチームは、大会屈指のドラマを演じてみせた。
立ち上がりから積極的な姿勢を貫いた南アフリカは、韓国ゴールへ果敢に迫るものの、前半は得点を奪えずスコアレスで折り返す。それでも後半18分、FWタペロ・マセコ選手がペナルティーエリア中央でこぼれ球に反応。左足で鋭く蹴り込んだシュートがゴールネットを揺らし、待望の先制点を奪った。
この1点を最後まで守り抜き、1―0でタイムアップ。
同時にチェコが首位メキシコに敗れたことで、南アフリカは勝ち点4に到達。韓国をかわしてグループ2位に浮上し、劇的な形で決勝トーナメントへの切符をつかみ取った。
今大会の南アフリカは、初戦でメキシコに0―2で敗戦。苦しいスタートを強いられたが、第2戦のチェコ戦では終了間際のPKで追いつき貴重な勝ち点1を獲得。その執念が最終戦で実を結び、国のサッカー史に新たな1ページを刻む結果につながった。
アフリカ勢の躍進が目立つ今大会において、南アフリカの快進撃は象徴的な出来事となった。かつて開催国として世界の舞台を経験した国が、今度は競技力そのもので世界に存在感を示した格好だ。
決勝トーナメント1回戦では開催国の一角でもあるカナダとの対戦が決定。
歴史的快挙を達成した南アフリカが、さらなるサプライズを起こせるか。
【グループA最終順位】
1位 メキシコ 勝ち点9(3勝)得点6 失点0 得失点差+6
2位 南アフリカ 勝ち点4(1勝1分1敗)得点2 失点3 得失点差-1
3位 韓国 勝ち点3(1勝2敗)得点2 失点3 得失点差-1
4位 チェコ 勝ち点1(1分2敗)得点2 失点6 得失点差-4

