RISE メインイベント決勝は原口健飛選手vs.ペットパノムルン4度目の激突へ 王者ペットがミゲール選手を翻弄
6月6日、東京・EBARA WAVE ARENAおおたで開催された『OURO presents RISE WORLD SERIES 2026 TOKYO GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT STANDING TOURNAMENT Final』。
第7試合のGLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT準決勝では、GLORY世界フェザー級王者ペットパノムルン・キャットムーカオ選手(タイ/Kiatmoo9)が、GLORY世界フェザー級1位ミゲール・トリンダーデ選手(ポルトガル/Mamba Fight Club)を判定2-0で下し、決勝進出を決めた。
判定は29-29、30-28、30-27。ペットパノムルン選手は原口健飛選手が待つ決勝戦へ駒を進め、両者はこれが4度目の対決となる。
2018年7月にGLORY世界フェザー級王座を獲得したペットパノムルン選手は、暫定王座時代を含めて長期政権を築き、9度の防衛に成功。2022年には初代RISE世界スーパーライト級王者にも輝き、2024年のGLORY RISE世界フェザー級グランプリでは優勝を果たすなど、“世界最強”の評価を確立してきた。
一方のミゲール選手も、21勝13KOを誇る危険なハードパンチャー。
2024年には原口健飛選手をKOし、チャド・コリンズ選手にもTKO勝利。
さらに2025年3月にはYA-MAN選手をオープンフィンガーグローブマッチでTKOに沈めるなど、勢い十分で今大会に臨んでいた。
しかし試合は、ペットパノムルン選手の“完成度”がやはり際立つ内容となった。
1R、ペットパノムルン選手は代名詞ともいえる左ミドルを、ミゲール選手の右腕と脇腹へ正確に蹴り分ける。強烈な蹴りを受けたミゲール選手は途中からサウスポーにスイッチ。さらにペットパノムルン選手は左ボディストレートも織り交ぜ、試合の主導権を握っていく。
2Rになると、ミゲール選手も左ローや右フックで反撃。右フックをヒットさせる場面も作ったが、ペットパノムルン選手は冷静だった。左ミドルを軸に試合を組み立て、トリンダーデ選手が前に出れば巧みに距離を管理。接近戦でも崩れず、左ローや前蹴りを織り交ぜながら流れを渡さなかった。
3Rもペットパノムルン選手のペース。
ミゲール選手が右ミドルを放てば、即座に左ミドルを返すなど、“蹴りで終わる”展開を徹底する。さらに組み際にはヒザ蹴りを突き刺し、前蹴りで転倒も奪取。最後まで試合をコントロールし続けた。
判定2-0で勝利したペットパノムルン選手は、試合後に「日本にまた来て試合が出来たことを嬉しく思います。ミゲール選手に勝利を収められたことも嬉しいです。もう一戦残っているので、本当の勝利は次の試合です」とコメント。
決勝では、原口健飛選手との、4度目の対決が実現。

