ネリが当日再計量を“4.3キロ増”でクリア 罰金条件回避でカシメロ戦実施へ
プロボクシングの元2階級制覇王者ルイス・ネリ選手(メキシコ)が6日、試合当日に行われた再計量をクリアし、元3階級制覇王者ジョンリエル・カシメロ選手(フィリピン)とのノンタイトル10回戦が予定通り実施されることが決まった。
ネリ選手は前日計量で契約体重の124ポンド(56.2キロ)を1.5キロ超過。再計量でも100グラムしか落とせず、最終的に1.4キロオーバーとなり失格扱いとなっていた。
ただ、興行側とカシメロ陣営による協議の結果、試合当日に行われる再計量で「リミットから4.5キロ以上増えていた場合は罰金を科す」という条件付きで試合実施に合意。この日午前8時から行われた再計量で、ネリ選手は60.5キロを計測し、リミットから4.3キロ増に抑えたことで条件をクリアした。
カシメロ選手は前日計量を55.9キロで一発クリア。ネリ選手の大幅な体重超過を受け、当日の過度なリカバリーを警戒していた。ネリ陣営は「前日計量時の57.6キロから4.5キロ以内」とする案を主張したが、カシメロ陣営は認めず、あくまで契約体重基準での増量制限を求めていた。
今回のカードは、両者ともに世界王座経験者同士による注目の一戦。計量失格によって開催自体も危ぶまれたが、最終的には条件付きで決着し、リングで決着をつける形となった。
前日には元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏も「ネリは4.5キロ以内を守ってくると思う。こういう状況のネリは逆に怖い」とコメント。波乱含みの一戦に注目が集まっている。
なお、同日に行われたIBF世界戦の当日計量では、IBF世界フライ級王者・矢吹正道選手と挑戦者レネ・カリスト選手、IBF世界スーパーフライ級王者ウィリバルト・ガルシア選手と挑戦者アンドリュー・モロニー選手が、ともに規定体重をクリアした。
ネリ対カシメロ戦は、ABEMAで無料ライブ配信される予定となっている。

