RIZIN久保優太選手が理詰めで平本蓮選手戦を拒否「やる意味がない」と冷静な正論展開

2026.5.13

【久保選手 公式YouTubeより】

5月10日に兵庫・GLION ARENA KOBEで開催された『RIZIN.53』で、皇治選手と対戦した平本蓮選手が試合後のリング上から久保優太選手との対戦を要求した。

しかし、その“ラブコール”に対し、久保選手は感情論ではなく、

冷静かつ理路整然とした言葉で“NO”を突きつけた。


 

12日に自身のYouTubeチャンネルを更新した久保選手は、平本選手の一連の言動について「同じ格闘家として共感できない。ただの暴力でしょ」と指摘。

試合前の会見で皇治選手が背を向けた際に不意打ちの蹴りを入れた行為についても、「小さい子がマネしてしまう」と苦言を呈した。

さらに、リング上での挑発的な言葉遣いにも言及。

「RIZINのリングで言えば何でも叶うと思っているのかな・・・」と疑問を投げかけ、単なる感情的な応酬ではなく、“競技”としての格闘技の在り方を問う姿勢を見せた。

かつて政治家を志し、実際に選挙にも挑戦した経験を持つ久保選手らしく、その主張は終始ロジカルだった。

「仮に試合をするなら鈴木千裕選手、クレベル選手、ケラモフ選手とやればいい」と、平本選手に対してはより実績ある相手との対戦を提案。自身についても「シェイドゥラエフ戦で怪我をして練習もできていない状況」と現状を説明し、「9月に試合ができる可能性は低い」と冷静に調整が間に合わない点を分析した。

さらに、「彼は無冠の格下選手。何のタイトルも獲っていないし、やる意味がない・・・リスペクトもないし、僕の選挙の時はSNSで嫌がらせをされている。胸を貸す義理はない」と続け、対戦を受けるメリットが見当たらないことを明確にした。

また、「皇治選手は37歳、僕は38歳。もう親父狩りじゃん。もっと若い選手とやればいい」と語った久保選手。挑発に乗ることなく、年齢やキャリア、競技的価値まで踏まえた上で持論を展開した 感情をぶつけ合う“煽り合戦”ではなく、論理で返した久保選手。格闘技界屈指の頭脳派ファイターらしい対応だった。


【文:高須基一朗】