【MLB】佐々木朗希投手の粘投も今季2勝目はお預け 同点の中で見せた修正力と確かな成長

2026.5.12

【©️Los Angeles Dodgers 】

ドジャースの佐々木朗希投手(24)が11日(日本時間12日)、本拠地でのジャイアンツ戦に先発登板。5回まで試合をつくる安定した投球を見せ、6回途中6安打3失点で降板した。勝敗はつかなかったものの、世界最高峰の舞台で着実な成長を感じさせる内容となった。 


 

初回は最速157キロ超の直球を軸にテンポ良く打ち取り、わずか7球で三者凡退。

2回にはディバースに先制ソロを浴びたものの、直後に3者連続三振を奪うなど、すぐに立て直した。

3回には1死満塁のピンチを背負いながらも、ディバースをスプリットで打ち取り、続くラモスも三ゴロ。要所で変化球を効果的に使い、追加点を許さない粘りの投球を続けた。

4回にドジャース打線が逆転に成功し、5回は三者凡退。

テンポの良い投球で試合の流れを引き寄せた。

しかし6回、連打で無死二、三塁のピンチを迎えると、ラモスの適時二塁打でジャイアンツに逆転を許した。ここでロバーツ監督がマウンドへ向かい、佐々木投手は降板となった。だが、その裏にマンシーが同点ソロを放ち、佐々木投手の黒星は消滅。

勝敗はつかなかった。

この日は5回0/3を6安打3失点。

結果以上に、ピンチでも冷静さを失わず、多彩な球種を使いながら試合を組み立てた内容が光った。

開幕当初に課題とされていた制球面も改善傾向にあり、新たに磨きをかけているスプリットも着実に機能。試合前、ロバーツ監督も「精神面、感情面、身体面、メカニクス面、すべて良い状態」と高く評価していた。

スネルの復帰やグラスノーの戦列復帰も近づき、ドジャース先発陣の競争はさらに激化していく見通し。それでも、メジャーの強打者相手に真正面から挑み続ける佐々木投手の歩みには、大きな期待だ。