miletさんへの悪質な迷惑行為に警鐘 待ち伏せ・尾行に「警察への通報および法的措置」も示唆

2026.5.12

【from milet official Instagram より過去の投稿画像】

シンガーソングライターのmiletさんが11日、公式サイトを更新し、一部ファンによる迷惑行為について注意喚起を行った。待ち伏せや尾行、監視行為などが確認されたとし、今後は警察への通報や法的措置を含め、厳正に対応する姿勢を示している。


 

公式サイトでは、「アーティストが安全に、そして心身ともに健康に活動するためにも、ご理解とご協力をお願いいたします」と呼びかけ。一部で確認された具体的な迷惑行為について詳細を公表した。

問題視されたのは、駅や空港、路上など公共の場所での待ち伏せ行為のほか、新幹線や飛行機などの公共交通機関で意図的に近い座席を確保し、アーティストの様子を覗き込む行為。また、居住地や滞在先、仕事現場などを詮索したり、監視・尾行・追跡する行為についても強く警告した。

さらに、スタッフの制止を無視して接触を試みる行為や、アーティストが乗車した車両を宿泊先や現場まで追跡するケースもあったという。

こうした行為について運営側は、「アーティスト本人のみならず、周囲の一般利用者や関係者の安全を脅かすもの」と説明。今後、同様の行為が確認された場合には、「ただちに警察への通報および法的措置を含め、厳正に対処する」と明言した。ファンクラブ会員に対しては、強制退会などの措置を講じる可能性も示している。

近年は著名人に対する過度な接触行為が社会問題化しており、待ち伏せや執拗な追跡、監視行為などは、状況によってはストーカー規制法に抵触する可能性もある。相手に不安や恐怖を与える継続的な接触行為は、重大なトラブルへ発展しかねず、ファンとしての節度ある行動が求められる。

最後に運営側は、「miletさんを応援してくださる皆さまのお気持ちに感謝申し上げます」とした上で、改めて理解と協力を呼びかけている。



 

▪️芸能人への尾行・監視行為は刑事罰の可能性も

 “応援のつもり”でも違法となるケースとは

 

著名人やアーティストに対する過度な追跡行為が、近年あらためて社会問題として注目を集めている。待ち伏せや尾行、監視行為は、内容や継続性によっては刑事罰の対象となる可能性があり、“応援目的”であっても違法と判断されるケースがある。

特に問題となるのが、「ストーカー規制法」に抵触するケースだ。正式名称は「ストーカー行為等の規制等に関する法律」で、恋愛感情や好意感情、あるいは感情のもつれを背景とした執拗な付きまとい行為などを規制している。

具体的には、自宅や職場付近での待ち伏せ、継続的な尾行、SNSなどを利用した監視行為、「見ている」「行動を把握している」と伝える行為などが該当する可能性がある。警察による警告や禁止命令に違反した場合には、懲役刑や罰金刑が科されることもあり、悪質なケースでは逮捕に至る場合もある。

また、恋愛感情の有無にかかわらず、不審な付きまとい行為については「軽犯罪法」に問われるケースもある。正当な理由なく他人を執拗に追跡したり、住宅周辺を徘徊したりする行為は、公共の安全を脅かすものとして問題視されている。

さらに、各都道府県の「迷惑防止条例」でも、過剰な接触や監視、つきまとい行為を禁止している場合がある。駅や空港、イベント会場、公共交通機関などでの迷惑行為は、周囲の利用者への影響も大きく、厳しい対応が取られる傾向にある。

ケースによっては、イベント運営や芸能活動を妨害したとして「威力業務妨害罪」、関係者エリアなどへ無断で立ち入った場合には「建造物侵入罪」や「住居侵入罪」に発展する可能性もある。

近年は、アーティストや俳優、スポーツ選手、配信者などに対する“過熱したファン行動”が問題化しており、事務所側が警察への相談や法的措置を公表するケースも増加している。

専門家からは、「本人に悪意がなくても、相手が恐怖や不安を感じれば違法性が認定される可能性がある」との指摘も出ており、節度を持った応援と適切な距離感の重要性が求められている。