UFCデビュー戦で圧巻TKO!無敗のルシア・サボヴァが13連勝達成 タイナラ・リスボアを3回に沈め、女子フライ級で存在感

2026.11.1

スロバキア出身のルシア・シャボバが、UFCデビュー戦で鮮烈な勝利を飾った。

現地時間10月31日、米ラスベガスのメタApexで開催された

「UFC Fight Night 292」。

女子フライ級でタイナラ・リスボアと対戦したルシア・サボヴァは、

序盤から組み技を軸に試合を組み立て、

第3ラウンド3分20秒にグラウンドでのパウンドによるTKO勝利を収めた。

これによって脅威のプロ通算13戦13勝の無敗。

デビュー以来、一度も敗れていない無敗記録をさらに伸ばすとともに、

世界最高峰の舞台であるUFCでも、その実力を示した。

 


▪️序盤から組み技で体力を削り続けて主導権 リスボアの反撃にも冷静に対応


第1ラウンド、ルシア・サボヴァはパンチから組み付き、ケージ際でボディーへのヒザ蹴りを繰り出す。さらにテイクダウンを奪うと、キムラロックを狙いながら上から打撃を加え、試合の主導権を握ろうとした。

一方のリスボアも簡単には引き下がらない。

終盤にはバックを奪い、リアネイキッドチョークを仕掛ける場面もあったが、

ルシア・サボヴァは冷静にディフェンス。

危険な局面を切り抜けて第1ラウンドを終えた。

第2ラウンドもシャボバの組み技が光る。ケージ際で相手をコントロールし、テイクダウンから上を取ると、エルボーやパンチを重ねていく。リスボアも関節技を狙うなど抵抗したが、ルシア・サボヴァはポジションをキープして、攻撃の手を緩めなかった。

 


▪️最終の第3ラウンドに決着 上からの連打でレフェリーストップ


勝負が決まったのは第3ラウンドだった。

ルシア・サボヴァは再びテイクダウンを成功させると、サイドポジションからマウントへと移行。上からパンチやエルボーを浴びせ、リスボアの動きを封じていった。

最後はバックを奪ってパウンドを集中打。

動きがなくなり防御が難しくなったリスボアを戦意喪失と判断し

レフェリーが試合を止め、3分20秒でTKO。

判定まで持ち込ませず、UFCの初戦をフィニッシュで飾ったルシア・サボヴァ。

打撃だけでなく、テイクダウンからポジションを確保し、

相手の反撃を抑え込む総合力を披露した圧巻の試合運びだった。

 


▪️OKTAGONの2階級王者からUFCへ 10年の努力が実を結ぶ


シャボバはUFC参戦前、欧州を中心に活動する総合格闘技団体OKTAGON MMAで実績を積み重ねてきた。

2025年8月にバンタム級王座を獲得し、その後初防衛にも成功。

2026年4月にはフライ級王座も手にし、2階級制覇を達成した。

今回のUFCデビューは、そうした実績を携えてMMA世界最高峰の舞台での新たな挑戦だった。

試合後のインタビューでは、10年間にわたる努力に触れ、スロバキアにいる息子と1カ月間会えなかったことも明かした。そして「この勝利は息子のため」と語り、家族への思いをにじませた。

欧州で築いた実績をUFCの舞台でも結果につなげたルシア・サボヴァ。

13戦全勝という戦績を維持した28歳のファイターが、強者だらけが集うUFC女子フライ級で白星を重ねて存在感を示していくのか。

 



■試合結果
UFC Fight Night 292
2026年10月31日(現地時間)
米ネバダ州ラスベガス・メタApex
女子フライ級
○ルシア・シャボバ
第3ラウンド 3分20秒 パウンドでのTKO
●タイナラ・リスボア

ルシア・サボヴァ:プロ13戦13勝(無敗) UFC1勝0敗