UFCデビュー戦で圧巻TKO!無敗のルシア・サボヴァが13連勝達成 タイナラ・リスボアを3回に沈め、女子フライ級で存在感
スロバキア出身のルシア・シャボバが、UFCデビュー戦で鮮烈な勝利を飾った。
現地時間10月31日、米ラスベガスのメタApexで開催された
「UFC Fight Night 292」。
女子フライ級でタイナラ・リスボアと対戦したルシア・サボヴァは、
序盤から組み技を軸に試合を組み立て、
第3ラウンド3分20秒にグラウンドでのパウンドによるTKO勝利を収めた。
これによって脅威のプロ通算13戦13勝の無敗。
デビュー以来、一度も敗れていない無敗記録をさらに伸ばすとともに、
世界最高峰の舞台であるUFCでも、その実力を示した。
▪️序盤から組み技で体力を削り続けて主導権 リスボアの反撃にも冷静に対応
第1ラウンド、ルシア・サボヴァはパンチから組み付き、ケージ際でボディーへのヒザ蹴りを繰り出す。さらにテイクダウンを奪うと、キムラロックを狙いながら上から打撃を加え、試合の主導権を握ろうとした。
一方のリスボアも簡単には引き下がらない。
終盤にはバックを奪い、リアネイキッドチョークを仕掛ける場面もあったが、
ルシア・サボヴァは冷静にディフェンス。
危険な局面を切り抜けて第1ラウンドを終えた。
第2ラウンドもシャボバの組み技が光る。ケージ際で相手をコントロールし、テイクダウンから上を取ると、エルボーやパンチを重ねていく。リスボアも関節技を狙うなど抵抗したが、ルシア・サボヴァはポジションをキープして、攻撃の手を緩めなかった。
▪️最終の第3ラウンドに決着 上からの連打でレフェリーストップ
勝負が決まったのは第3ラウンドだった。
ルシア・サボヴァは再びテイクダウンを成功させると、サイドポジションからマウントへと移行。上からパンチやエルボーを浴びせ、リスボアの動きを封じていった。
最後はバックを奪ってパウンドを集中打。
動きがなくなり防御が難しくなったリスボアを戦意喪失と判断し
レフェリーが試合を止め、3分20秒でTKO。
判定まで持ち込ませず、UFCの初戦をフィニッシュで飾ったルシア・サボヴァ。
打撃だけでなく、テイクダウンからポジションを確保し、
相手の反撃を抑え込む総合力を披露した圧巻の試合運びだった。
▪️OKTAGONの2階級王者からUFCへ 10年の努力が実を結ぶ
シャボバはUFC参戦前、欧州を中心に活動する総合格闘技団体OKTAGON MMAで実績を積み重ねてきた。
2025年8月にバンタム級王座を獲得し、その後初防衛にも成功。
2026年4月にはフライ級王座も手にし、2階級制覇を達成した。
今回のUFCデビューは、そうした実績を携えてMMA世界最高峰の舞台での新たな挑戦だった。
試合後のインタビューでは、10年間にわたる努力に触れ、スロバキアにいる息子と1カ月間会えなかったことも明かした。そして「この勝利は息子のため」と語り、家族への思いをにじませた。
欧州で築いた実績をUFCの舞台でも結果につなげたルシア・サボヴァ。
13戦全勝という戦績を維持した28歳のファイターが、強者だらけが集うUFC女子フライ級で白星を重ねて存在感を示していくのか。
■試合結果
UFC Fight Night 292
2026年10月31日(現地時間)
米ネバダ州ラスベガス・メタApex
女子フライ級
○ルシア・シャボバ
第3ラウンド 3分20秒 パウンドでのTKO
●タイナラ・リスボア
ルシア・サボヴァ:プロ13戦13勝(無敗) UFC1勝0敗


