吉岡里帆さん × 奈緒さん ダブル主演『シャドウワーク』本編映像を公開 北村匠海さんの“不気味な笑顔”に注目
吉岡里帆さんと奈緒さんがダブル主演を務める映画『シャドウワーク』から、物語の緊張感を伝える本編映像とメイキング写真、新たな場面写真が公開された。
本作は、佐野広実氏による同名小説を原作に、DV(ドメスティック・バイオレンス)に苦しむ女性たちと、彼女たちを守るシェルターを軸に描くサバイブサスペンス。
安全な場所のように見える「おうち」に隠された秘密と、そこへたどり着く刑事の存在が、物語を大きく動かしていく。
▪️『シャドウワーク』新映像、奈緒さんと北村匠海さんの緊迫した夫婦関係が明らかに
今回公開された本編映像の中心となるのは、奈緒さん演じる薫と北村匠海さん演じる晋一が車内で向き合う場面だ。
警察庁のエリートである晋一から暴力を受け、別居生活を送っている薫は、離婚を決意している。
しかし晋一は、自身の立場や体裁を守るため、薫に復縁を迫る。
車内では一見すると落ち着いた会話が続くものの、薫が離婚する意思を示した瞬間、2人を取り巻く空気が一変する。
晋一は激しくハンドルを叩き、薫を威嚇。
突然の行動に薫は身体を強張らせ、握りしめた手を震わせる。
さらに晋一は、逃げ場を与えないような静かな圧力をかけ続ける。
ところが、車のそばを同僚が通りかかると、晋一の態度は一変する。
さきほどまでの威圧的な表情から一転、不気味な笑みを浮かべながら薫の頭を撫でる北村匠海さん演じる晋一。
外から見れば穏やかな夫婦にも見える一方、車内では明確な恐怖が支配している。
薫はその手を振り払い、車外へ飛び出していく。
短い本編映像の中に、薫が置かれている状況と、晋一が周囲には見せない一面が凝縮されたシーンとなっている。
▪️奈緒さん演じる刑事・薫が追う事件、その先にある「おうち」
『シャドウワーク』で奈緒さんが演じる薫は、刑事として事件を追う一方、自身も夫からの暴力に苦しむ女性だ。
職場でも夫である晋一の影響力によって自由に振る舞えない状況に置かれながら、それでも刑事として自分の正義を貫こうとする。
今回公開された新場面写真には、そんな薫が事件を追い続ける姿も収められている。
捜査を進める薫がたどり着くのが、DVなどに苦しむ女性たちをかくまうシェルター「おうち」だ。
ここでは、女性たちが共同生活を送りながら、すべての暮らしを「持ち回り」というルールで成り立たせている。
一見すると、暴力から逃れた女性たちが安心して暮らせる場所。
しかし、紀子が生活を続ける中で、次第にその場所に隠された違和感が浮かび上がってくる。
▪️吉岡里帆さん演じる紀子が知る「おうち」の秘密
もう一人の主人公が、吉岡里帆さん演じる紀子だ。
日常的に夫から暴力を受けていた紀子は、絶望の中で入院することになる。
そこで看護師の路子に救われ、DV被害を受けた女性たちが身を寄せるシェルター「おうち」へと導かれる。
「おうち」での生活によって、紀子は少しずつ穏やかな日常を取り戻していく。
しかし、そこで暮らす女性たちの生活には、一般的な共同生活とは異なるルールが存在していた。
そして紀子は、「おうち」が単に女性たちを保護するシェルターではないことを知る。
そこには、女性たちを暴力から解放するための、極めて特殊な仕組みが隠されていた。
物語の大きな鍵となるのが、「交換殺人」という方法だ。
紀子は、その事実を知ったことで「おうち」に残るのか、それとも離れるのかという選択を迫られる。
▪️「守られる場所」に隠されたもう一つの顔
『シャドウワーク』が描くのは、単純なサスペンスだけではない。
暴力から逃れた女性たちにとって、「おうち」は安心して生きるための場所である一方、その内部には社会のルールから大きく外れた仕組みが存在する。
誰かを守るために、どこまでの行動が許されるのか。
そして、暴力を受けている人が自分自身の人生を取り戻すために、どのような選択をするのか。
吉岡里帆さん演じる紀子と、奈緒さん演じる薫。
異なる立場にいる2人の女性が、やがて一つの事件を通じてつながっていく構成も、本作の大きなポイントとなる。
主人公の紀子を演じる吉岡里帆さんは、映画『正体』で第48回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞するなど、映画やドラマで幅広い役柄を演じてきた。
もう一人の主人公・薫を演じる奈緒さんも、映画、ドラマ、舞台と幅広く活動。『東京サラダボウル』などで存在感を示している。
そして薫の夫・晋一を演じるのが北村匠海さん。
今回公開された映像では、普段の穏やかな印象とは異なる、相手を追い詰める人物としての表情を見せている。
そのほか、風吹ジュンさん、美保純さん、酒井若菜さん、ファーストサマーウイカさん、佐月絵美さん、原嘉孝さん(timelesz)、清水尚弥さんらが出演。
監督は映画『君は永遠にそいつらより若い』などを手掛けた吉野竜平氏が務める。
本編では緊迫した夫婦を演じる奈緒さんと北村匠海さんだが、今回公開されたメイキング写真では、撮影の合間に会話を交わす2人の自然な姿も確認できる。
本作が初共演となった2人は、劇中では激しく対立する関係を演じながら、撮影現場では穏やかにコミュニケーションを取り、作品を作り上げていったという。
スクリーン上の緊張感と、撮影現場でのリラックスした雰囲気。
その対照的な姿も、今回解禁されたメイキング写真の見どころとなっている。
吉岡里帆さんと奈緒さんがW主演を務める映画『シャドウワーク』は、9月25日(金)から全国公開される。
DVから逃れた女性たちが暮らすシェルター「おうち」、そこで暮らす紀子、事件を追う刑事・薫、そして薫の夫である晋一。
それぞれの人物が抱える事情が交差することで、物語は次第に大きな秘密へと近づいていく。
今回公開された本編映像では、奈緒さんと北村匠海さんが演じる夫婦の緊迫した関係が垣間見えた。
一方で、吉岡里帆さん演じる紀子が「おうち」の真実を知っていく過程も、本作を読み解く重要なポイントになりそうだ。




