高校女子バスケ=京都精華学園が73-57で快勝!第3Qに20-5の猛攻 圧巻パフォーマンス

2026.8.30

【©️JBA】

「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」の女子第3試合が8月30日、茨城県水戸市のアダストリアみとアリーナで行われ、京都精華学園高等学校が大阪薫英女学院高等学校を73-57で下した。

今夏のインターハイを制し、「U18日清食品トップリーグ」3連覇中の京都精華学園に対し、大阪薫英女学院は昨年のウインターカップを制した強豪。今夏のインターハイ準決勝でも顔を合わせた両校による注目の一戦は、前半まで互角の展開となったが、後半に京都精華学園が一気に主導権を握った。


 

▪️第1Qは1点差 前半は大阪薫英がリード

立ち上がりから両チームが激しく攻め合った。

京都精華学園は195センチの2年生、#15オディアカウェル リッツ選手がゴール下で存在感を発揮。大阪薫英女学院は機動力を生かした攻撃で対抗し、#4松本璃音選手や#7大槻佳子選手らが得点を重ねた。

第1クォーターは19-18と京都精華学園がわずか1点をリード。ところが第2Qに入ると、大阪薫英女学院がリズムをつかむ。

大槻選手がゲームメークとシュートで攻撃を牽引し、松本選手も外角から得点。京都精華学園はリッツ選手のインサイドプレーなどで応戦したものの、大阪薫英女学院が第2Qを17-14で上回った。

前半終了時点では35-33。大阪薫英女学院が2点リードして試合を折り返した。公式レポートでも、前半は大阪薫英女学院が35-33とリードしていたことが確認されている。

 

▪️第3Qで試合が激変 京都精華学園が20-5

勝負を分けたのは第3クォーターだった。

京都精華学園がディフェンスから流れを引き寄せると、攻撃でもリッツ選手を中心に得点を積み重ねる。大阪薫英女学院は前半に機能していたシュートが決まらなくなり、攻撃が停滞。

対する京都精華学園は、インサイドにディフェンスが収縮したところで外角を効果的に使い、アウトサイドからも得点を重ねた。

第3Qは京都精華学園が20-5と圧倒。

53-40と13点差をつけ、試合の主導権を完全に奪った。

さらに京都精華学園は第3Qに谷口娃咲選手の3ポイントシュートなども決まり、

攻撃の幅を広げていた。

 

▪️リッツが29得点24リバウンド8ブロック

京都精華学園の勝利を支えたのが、#15オディアカウェル リッツ選手だ。

リッツ選手は39分12秒にわたってコートに立ち、

29得点、24リバウンド、8ブロック、3スティールを記録。

リバウンドはオフェンス9本、ディフェンス15本の計24本。

チーム全体のリバウンド58本のうち、実に24本を一人で記録した。

得点面でも2ポイントシュートを17本試投して6本成功、フリースローは20本中17本成功。フィールドゴール成功率35.3%ながら、インサイドでファウルを誘い、フリースローで着実に得点を積み上げた。

第4Q終盤にもオフェンスリバウンドを連続して奪い、セカンドチャンスからフリースローを獲得するなど、最後までゴール下を支配。最終的に29得点まで伸ばした。

まさに攻守両面で京都精華学園を牽引する圧巻のパフォーマンスだった。

 

▪️満生に谷口らも得点で援護

リッツ選手だけではない。

キャプテンの満生小珀選手は11得点、5リバウンド、2アシストを記録。

3ポイントシュートは5本中1本、2ポイントシュートは6本中2本成功し、

フリースローでは5本中4本を成功させた。

谷口娃咲選手は9得点、6リバウンド、4アシスト。

高山留里那選手は7得点に加えて4アシスト、5リバウンドを記録した。

チーム全体では、フィールドゴール67本中21本成功で成功率31.3%。3ポイントは22本中6本で27.3%、フリースローは34本中25本成功で73.5%だった。

 

一方、リバウンドでは大阪薫英女学院の43本に対し、

京都精華学園は58本と15本上回った。

さらに京都精華学園は8本のブロックショットを記録。

大阪薫英女学院の1本を大きく上回り、

ゴール下での守備力も勝敗を分けるポイントとなった。

 

▪️大阪薫英は松本が16得点、最後まで反撃

敗れた大阪薫英女学院では、キャプテンの#4松本璃音選手がチーム最多の16得点。

3ポイントシュート13本中4本を成功させ、5アシスト、5リバウンドも記録した。

細澤幸生選手は13得点、9リバウンド、4アシスト、3スティール

大槻佳子選手も14得点、7リバウンド、3アシスト、4スティール

と攻守で存在感を示した。

今井優蕾選手は8得点、6リバウンド、2アシスト

インサイドでリッツ選手と対峙しながら、3ポイントシュートも1本成功させている。

チーム全体では3ポイントを34本試投して9本成功、成功率26.5%。

フィールドゴール全体でも75本中21本成功、成功率28.0%にとどまった。

一方でアシストは14本、スティールは8本と、随所で持ち味を発揮。

大阪薫英女学院は後半にオールコートプレスを仕掛けて流れを取り戻そうとしたものの、シュートが決まらないことでディフェンスからの勢いも作りにくくなった。

京都精華学園、後半の強さを見せて白星発進

最終スコアは京都精華学園73-57大阪薫英女学院。

クォーターごとの得点は、

第1Q 19-18
第2Q 14-17
第3Q 20-5
第4Q 20-17

やはり第3Qの20-5という圧倒的な内容が、そのまま勝敗を決定づけた。

京都精華学園はトップリーグ初戦を白星で飾り、

今大会4連覇へ向けて好スタート。

一方の大阪薫英女学院は1勝1敗となった。