【U18日清食品トップリーグ】藤枝明誠が福大大濠を75-66で撃破!高平爽太選手が23得点7アシスト6スティール 主力不在の王者を相手に前半17点リードから逃げ切る

2026.8.29

【©️JBA】

U18世代の国内最高峰リーグで、藤枝明誠高等学校が大きな1勝を挙げた。

8月29日にアダストリアみとアリーナで行われた「U18日清食品トップリーグ2026 Div.1」の男子第2週。藤枝明誠は、今夏のインターハイを制した福岡大学附属大濠高等学校と対戦し、75-66で勝利した。公式記録でも、藤枝明誠が22-11、17-11、20-20、16-24と試合を進め、最終的に9点差で勝利している。


 

■藤枝明誠が序盤から主導権

立ち上がりから藤枝明誠の積極的なアタックが機能した。

第1クォーターを22-11と11点リードで終えると、第2クォーターも17-11。前半だけで39-22と17点差をつけ、福大大濠を大きく引き離した。

藤枝明誠をけん引したのはキャプテンの高平爽太選手。

高平選手は23得点、7アシスト、6スティールを記録。3ポイントシュートを4本中2本、2ポイントシュートを15本中8本成功させ、得点源としてだけでなく、ゲームメークや守備でも存在感を発揮した。

平岡泰介選手も12得点、10リバウンド、6アシストをマーク。

さらにンバイ・モドゥ選手が12得点、12リバウンドを記録し、インサイドでも藤枝明誠が主導権を握った。

 

■福大大濠は主力不在の状況でスタート

一方の福岡大学附属大濠は、通常のベストメンバーとは異なる陣容で今大会初戦を迎えた。

 福大大濠は今夏のインターハイで優勝。その中心を担った本田蕗以選手、白谷柱誠ジャック選手、櫻井照大選手、中村文哉選手の4選手が、直前まで「FIBA U18アジアカップ2026」に参加していたことが大会公式プレビューでも紹介されている。

実際、この藤枝明誠戦では4選手が出場しておらず、主要報道でも「日本代表組不在」の状況が伝えられている。特に白谷柱誠ジャック選手は福大大濠のエース格として注目されていた選手で、インターハイ決勝でも両チーム最多の24得点を挙げていた。

こうした主力不在の影響もあり、福大大濠は前半から

藤枝明誠のプレッシャーに苦しめられた。

ただし、王者はここから意地を見せる。

第3クォーターは20-20。藤枝明誠が17点リードを維持したま

最終クォーターへ突入した。

そして第4クォーター、福大大濠が一気に追い上げる。

24得点を奪い、終盤には8点差まで詰め寄る場面もあった。

2連覇中で、今大会でも3連覇を狙う福大大濠らしい粘りだった。

福大大濠では栗本富美也選手が17得点、

廣田翼選手が12得点12リバウンド、

黒田健斗選手が13得点、

平良孔龍選手が13得点7アシストを記録。

特に平良選手は今大会初戦で大きな役割を担い、

主力を欠くチームのゲームメークを支えた。

しかし、前半に生まれた17点差は最後まで大きかった。

藤枝明誠は終盤の猛追を受けながらも落ち着いて対応。

最終的には75-66で逃げ切り、

インターハイ王者から価値ある白星を手にした。

■「自分たちがやるべきこと」に集中した藤枝明誠

今回の勝利は、単純に「王者を倒した」というだけではない。

福大大濠が主力を欠いていたという事情がある一方で、藤枝明誠は試合序盤から自分たちのバスケットを徹底。公式レポートによれば、パッシングやカッティングを生かしたオフェンスに加え、オールコートでの守備も機能し、チーム全体で17スティールを記録した。福大大濠には24個のターンオーバーを与えている。

高平選手も試合後、「相手にフォーカスせずに、自分たちがやるべきことを全員が共通認識を持って挑みました」と振り返っている。

前半で作ったリードを最後まで守り抜いた藤枝明誠。

主力を欠く福大大濠を相手にした一戦だったとはいえ、インターハイ王者に対して序盤から積極的に仕掛け、後半の猛追にも耐え抜いた内容は、藤枝明誠にとって今後につながる大きな勝利となった。

藤枝明誠はこれで今大会1勝1敗。