渡邊愼一選手がONEデビュー戦で衝撃KO 1R圧勝 ルンピニーで鮮烈インパクト

2026.7.31

【©️ONE Championship 】

7月31日(日本時間)、タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された『ONE Friday Fights 164』のアトム級ムエタイで、現BOMフライ級王者の渡邊愼一選手(エクシンディコンジム)がノンビア(ラオス)を1ラウンド2分3秒、3ノックダウンによるKOで撃破。圧巻の内容でONE Championshipデビュー戦を白星で飾り、その実力を強烈に印象付けた。


国内ムエタイ界で実績を積み重ねてきた渡邊選手は、シンイチ・ウォーワンチャイのリングネームでも活躍し、ルンピニージャパン認定フライ級王座を獲得するなど国内トップ戦線で存在感を発揮。

満を持して迎えた世界最高峰の舞台でも、その実力を存分に発揮した。

一方の対するノンビアはボクシング経験を持つ強打者として知られ、2025年2月のONEデビュー戦ではマービン・ディトリッヒを短時間でKOするなど高い攻撃力を誇る実力者。しかし今回は渡邊選手の完成度の高い攻撃の前に持ち味を発揮することができなかった。

試合は開始直後から渡邊が冷静にペースを掌握した。

ローキックや前蹴りを織り交ぜながら距離を測ると、鋭いカーフキックでノンビアの動きを鈍らせる。前に出てきたタイミングを逃さずジャブを打ち込み、最初のダウンを奪取。序盤から主導権を完全に握った。 その後も渡邊の勢いは止まらない。

得意の三日月蹴りで相手のスタミナを削ると、強烈な左ボディブローを突き刺し、この一撃で2度目のダウンを奪う。ダメージが蓄積したノンビアは防戦一方となり、渡邊選手は攻撃の手を緩めなかった。 そしてラウンド終盤、勝負を決める一撃が飛び出す。

再び放たれた鋭い三日月蹴りがノンビアのボディを直撃すると、ノンビアは苦悶の表情を浮かべながらキャンバスへ崩れ落ちる。この日3度目のダウンとなり、ONEルールの3ノックダウン制によりレフェリーが試合をストップ。

1ラウンド2分3秒でKO勝利を収めた。

世界中の強豪が集うONE Championshipの舞台で、3度のダウンを奪う圧巻のKO劇を披露した渡邊選手。国内王者として培ってきた実力を証明するとともに、

今後のアトム級戦線で注目株の1人となった。


【文:高須基一朗】