品川朝陽が圧巻の3度ダウン奪取でTKO勝利 右ストレート開眼に手応え「大きな自信になった」

2026.7.31

【©️ONE Championship 】

タイ・バンコクのルンピニースタジアムで7月31日に開催された「ONE Friday Fights 164 & The Inner Circle 24」で、日本ムエタイ界の実力者・品川朝陽(エイワスポーツジム)が鮮烈なインパクトを残した。メキシコのサルバドール・ベラスケス・ビジャレロを相手に3度のダウンを奪い、2ラウンド2分27秒TKO勝利。持ち味の左だけでなく右ストレートでもダウンを奪うなど、新たな武器の完成を印象づける内容となった。


 

前半戦「The Inner Circle 24」の第1試合として行われたストロー級(125ポンド=約56.7キロ)ムエタイマッチに出場した品川は、タイ国プロムエタイ協会フェザー級王者やWBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者など数々の実績を引っ提げてリングインした。

 

試合開始直後からカーフキックで相手の前足を削り、得意の左フックを織り交ぜながら主導権を握る。一方で、ビジャレロの右ストレートを受ける場面もあったが、冷静に距離を修正し、自身のリズムを取り戻していった。

迎えた第2ラウンド、品川の攻撃が一気に加速する。左ボディーでダメージを蓄積させると、前へ出てきたビジャレロに鋭い右ストレートを突き刺し、この試合最初のダウンを奪取。さらに相手の蹴り足をキャッチすると、素早く右を打ち込み2度目のダウンを演出した。

最後は代名詞ともいえる左フックが炸裂。相手のアゴを正確に打ち抜くと、ビジャレロはその場に崩れ落ち、レフェリーが試合をストップ。品川が圧巻のKO劇で勝負を締めくくった。

試合後のインタビューでは、

フィニッシュだけでなく右拳でダウンを奪えたことに大きな手応えを口にした。

「得意なのは左のパンチなので、KOは左で決めたいと思っていました。でも、それまでのダウンを右で取れたことがすごく自信になりました。今までは全部左だったので、今回は左右両方で倒せたのが一番いい形だったと思います」

さらに、この試合のパフォーマンスが高く評価され、ONEから35万バーツ(約168万円)のパフォーマンスボーナスを獲得。「ありがとうございます、チャトリさん! 想像していたことが実現して本当にうれしいです」と満面の笑みで喜びを語った。