バロガンがW杯敗退後初めて胸中吐露「失望させて申し訳ない」処分騒動には言及せず「最高の日々はこれからだ」
アメリカ代表FWフォラリン・バロガン選手が現地時間7月8日に自身のXを更新し、
北中米ワールドカップ敗退後初めて心境を明かした。一方で、自身を巡って世界的な議論を呼んだ出場停止処分の騒動については一切触れず、チームの未来への期待を語った。
バロガン選手は、7月2日に行われたラウンド32のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦で先制ゴールを決めたものの、後半19分に一発退場。本来であれば次戦は出場停止となるはずだったが、FIFA(国際サッカー連盟)が処分を猶予したことで、ラウンド16のベルギー代表戦にも先発出場した。
しかし、この判断を巡っては、アメリカのドナルド・トランプ大統領がFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長に処分見直しを働きかけたとの報道も浮上。SNSを中心に公平性を疑問視する声が世界中で広がり、大きな論争となった。
迎えたベルギー戦でバロガン選手は決定機を生かせず、チームも1-4で敗戦。
開催国アメリカはベスト8進出を逃し、大会を終えることになった。
敗退翌日の8日、バロガン選手は自身のXで大会を振り返り、「ワールドカップデビューを果たした。次にこの舞台へ立つまで4年待たなければならないと思うと辛い。最も重要な瞬間に十分な結果を残せず、ファンのみんなを失望させてしまい申し訳ない」と率直な思いを投稿した。
一方で、アメリカサッカーの未来には強い自信を示し、「アメリカでのサッカーは今後ますます盛り上がるだろう。信念、才能、情熱は高まり続けている。最高の日々はこれからだと確信している。この悔しさが私たちの原動力になる。必ず戻ってくる」と前を向いた。
さらに、「私たち(us)」と「アメリカ(U.S.)」を重ねるように、「Why not us?(なぜ私たちではないのか)」とメッセージを添え、「国のために。国旗のために」と締めくくった。
ただ、世界的な波紋を広げた出場停止処分の騒動や、自身を取り巻く批判について言及することはなかった。この投稿は公開直後から大きな反響を呼び、SNS上では激励の声が寄せられる一方で、処分問題への説明を求めるコメントも相次いでいる。

