ラウリーがラプターズの一員として現役引退「トロントはこれからも僕のホーム」背番号7は永久欠番へ

2026.7.8

【©️Toronto Raptors】

NBAで20シーズンにわたって活躍したベテランガードのカイル・ラウリー選手が現地時間7日、古巣トロント・ラプターズと1日契約を結び、同球団の一員として現役生活に幕を下ろした。球団史上初となるNBA制覇を支えた功労者は、「トロントはこれからもずっと僕のホーム」と感謝を口にし、ラプターズでの引退という長年の願いを実現させた。


 

トロントで開かれた引退会見で、

ラウリー選手は9シーズンを過ごした古巣への思いを語った。

「ここがホームであり、トロントはこれからもずっと僕のホームです。僕たちはここで特別なものを築き上げ、ともにチャンピオンになりました」

さらに、「僕はいつも『ラプターズの選手として引退する』と言い続けてきました。今日、それを実現できたことは僕にとって本当に大きな意味があります」と笑顔を見せ、節目の日を喜んだ。

今回の1日契約は、ラウリー選手がラプターズ在籍時に背負った「背番号7」にちなみ、現地時間7月7日に締結された。

球団は2026-27シーズンの日程発表後、この背番号7を永久欠番とすることも正式に発表しており、ラウリー選手の功績を末永くたたえることになる。

ラウリー選手は2012-13シーズンから2020-21シーズンまでの9年間、ラプターズの中心選手として活躍。レギュラーシーズン601試合に出場し、平均17.5得点、4.9リバウンド、7.1アシスト、1.5スティールを記録した。オールスター選出6回、オールNBAチーム選出1回を誇り、リーグ屈指の司令塔としてチームを支え続けた。

球団記録でも数々の歴史を刻み、通算4277アシスト、873スティール、16回のトリプルダブル、3ポイント成功1518本、試投4031本はいずれもラプターズ歴代最多。さらに、通算1万540得点と601試合出場は球団歴代2位、2954リバウンドも同4位にランクインするなど、クラブ史に残る数字を積み重ねた。

最大の功績は、2018-19シーズンに球団史上初のNBA優勝へ導いたことだ。ラウリー選手は勝負どころでの得点力だけでなく、体を張ったチャージング獲得やルーズボールへの飛び込み、献身的なディフェンス、そして卓越したリーダーシップでチームをけん引。トロントの黄金時代を象徴する存在として、多くのファンに愛され続けた。