メッシが絶体絶命の代表チームを救う!アルゼンチンが13分間の奇跡の大逆転劇 0-2からエジプト撃破でベスト8進出 W杯通算3000ゴールの節目も刻む
サッカー北中米ワールドカップ決勝トーナメント2回戦が7日(日本時間8日)に行われ、FIFAランキング1位のアルゼンチン代表が同29位のエジプト代表に3―2で劇的な逆転勝利を収め、ベスト8進出を決めた。2点のビハインドを背負いながら終盤13分間で3ゴールを奪う圧巻の逆転劇を演じ、FWリオネル・メッシ選手が値千金の同点ゴールをマーク。試合後には歓喜の涙を流し、チームメートから胴上げされるなど勝利を喜び合った。
前回大会の王者アルゼンチン代表は思わぬ苦戦を強いられた。
前半21分、メッシ選手が得たPKを相手GKに止められ、今大会2度目となるPK失敗。主導権を握りながらも決定機を生かせず、エジプトはFWモハメド・サラー選手を軸とした鋭いカウンターで応戦し、アルゼンチンは0―2と追い込まれる苦しい展開へ。
しかし、アルゼンチン代表チームは土壇場で驚異的な底力を見せる。
後半34分にクリスティアン・ロメロ選手が反撃の1点を奪うと、同38分にはゴール前のこぼれ球に反応したメッシ選手が左足を豪快に振り抜き、試合を振り出しへ。その勢いは止まらず、後半アディショナルタイム2分にはエンソ・フェルナンデス選手が決勝ゴールを突き刺し、わずか13分間で3得点を挙げる劇的な大逆転勝利を完成させた。
フェルナンデス選手が決めた決勝弾は、1930年の第1回ウルグアイ大会から積み重ねられてきたワールドカップ通算3000ゴールの節目を飾る歴史的な一撃となった。
同点ゴールでチームを救ったメッシ選手は、この試合でワールドカップ9試合連続ゴールを記録。今大会通算8得点とし、得点ランキング単独トップを維持したほか、自身のワールドカップ通算得点も21ゴールへと伸ばした。
試合後、メッシ選手は「みんながホッとした。最後まで諦めずに戦い続け、延長戦に入る前に逆転できたのは幸運だった。このチームの戦いは信じられないほど素晴らしい。多くの人にこの試合を楽しんでもらえたことがうれしいし、この勢いを次の試合につなげたい」と笑顔でコメントした。
歓喜の輪の中心には、涙を浮かべるメッシ選手の姿があった。
チームメートに肩車され、胴上げで祝福を受けた背番号10。世界王者としての誇りと勝負強さを見せつけたアルゼンチンは、奇跡の逆転劇を追い風に、連覇への挑戦を続ける。

