梅田サイファーが2027年夏で無期限活動休止へ R-指定ら人気メンバーの飛躍…再集結への思いを胸に新たなステージへ
ヒップホップグループ・梅田サイファーが7月5日、公式サイトを通じて2027年夏頃のライブを最後に無期限で活動を休止すると発表した。大阪・梅田の路上から生まれ、日本のヒップホップシーンを代表する存在へと駆け上がった実力派集団は、それぞれのキャリアをさらに高めるため、新たな道を歩む決断を下した。人気と実績を積み重ねたメンバーが第一線で活躍する一方、全員が集結することは容易ではなくなっており、その現実も今回の決断を後押ししたとみられる。
公式サイトでは「平素より梅田サイファーを応援いただき、誠にありがとうございます。突然のお知らせではございますが、梅田サイファーは2027年の夏頃のライブをもちまして、無期限で活動を休止することを決意いたしました」と報告。
続けて「1人1人がアーティストとしてレベルアップし、いつかまた、同じステージで合流できるよう、それぞれの活動に専念します」とコメントし、解散ではなく、さらなる成長を見据えた前向きな活動休止であることを強調した。
梅田サイファーは、大阪・梅田駅前の歩道橋で自然発生的に行われていたラップセッション「サイファー」から誕生したヒップホップ集団。ストリートで培ったスキルと個性を武器に注目を集め、2018年にリリースした「マジでハイ」が話題となりブレーク。2023年には「RAPNAVIO」でメジャーデビューを果たし、ヒップホップシーンを代表するグループへと成長した。
メンバーには「Creepy Nuts」のR-指定をはじめ、ソロアーティストやプロデューサーとして活躍する実力派が集結。それぞれがライブツアーや楽曲制作、客演、メディア出演など活動の幅を広げ、個々のキャリアは年々大きく飛躍している。
その一方で、各メンバーの人気と知名度の上昇に伴い、全員のスケジュールを調整してグループ活動を継続することは次第に難しくなっていた。現在はそれぞれがヒップホップ業界の第一線で多忙を極めており、まとまった活動時間を確保することが困難な状況にあることも、今回の決断に至った大きな理由の一つとみられる。
それでも今回発表されたのは「解散」ではなく、あくまで「無期限活動休止」だ。
公式コメントには「いつかまた、同じステージで合流できるよう」との一文が添えられており、再集結への扉は閉ざされていない。
大阪・梅田の歩道橋から始まったストリートカルチャーの象徴は、
それぞれの舞台でさらなる進化を遂げた先に、再び一つのマイクを囲む日を目指す。

