メキシコがチェコを3発撃破で首位突破 無失点&3連勝の完璧なグループリーグでの支配力

2026.6.25

北中米ワールドカップのグループA最終戦が24日に行われ、開催国メキシコがチェコを3―0で下し、3戦全勝で首位通過を決めた。すでに決勝トーナメント進出を決めていたメキシコだが、最後まで攻撃の手を緩めず。海外メディアからも「大会屈指の完成度」と評価される安定した戦いぶりで、グループリーグを無失点で駆け抜けた。


 

試合序盤は、勝利が絶対条件だったチェコが高い位置からプレッシャーをかけ、積極的な姿勢を見せた。パトリク・シック選手らを中心に前線から圧力を強めたが、メキシコ守備陣は冷静に対応。時間の経過とともに中盤で主導権を握り返し、相手のパスコースを限定する組織的なプレスで試合の流れを引き寄せた。

均衡が破れたのは後半9分だった。カウンターから抜け出したマテオ・チャベス選手が力強いドリブル突破を披露し、冷静にゴールネットを揺らして先制。これが代表初ゴールとなった若きサイドバックの一撃でスタジアムの熱気は最高潮に達した。

さらに後半16分には、右サイドを崩した流れるような攻撃からフリアン・キニョーネス選手が追加点。チェコは前掛かりにならざるを得ず、守備のバランスを失った。メキシコはボール保持と素早い切り替えを両立しながら試合をコントロール。アディショナルタイムにはアルバロ・フィダルゴ選手がダメ押しゴールを決め、勝負に終止符を打った。

チェコは序盤こそ勢いを見せたものの、決定機を生かせず失速。海外メディアも「オープンプレーでの攻撃に課題を残した」と指摘しており、最後までメキシコ守備陣を崩し切れなかった。勝利が必要だった一戦で力を発揮できず、勝ち点1の最下位で大会を去ることになった。

一方のメキシコは、南アフリカ、韓国、チェコを相手に3連勝。さらに3試合無失点という盤石の内容でグループAを突破した。

また、この日は40歳の守護神ギジェルモ・オチョア選手が途中出場。

長年メキシコ代表を支えてきたレジェンドに対し、スタジアムからは大きな拍手と歓声が送られた。地元開催の大会で歴史的なグループリーグ全勝を成し遂げたメキシコ。

悲願のベスト8、さらにはその先を見据える。