【RISE】第7試合 タイトルマッチ 松本天志が塚本望夢を2R KO 左膝ボディで3度のダウンを奪いフライ級王座初防衛「53kgも55kgも狙っている」
2026年9月19日、東京・EBARA WAVE ARENAおおた(大田区総合体育館)で開催された『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2026 TOKYO.2』。
第7試合のRISEフライ級(-51.5kg)タイトルマッチで、
王者・松本天志選手が挑戦者・塚本望夢選手(team Bonds)と対戦した。
両者は今回が実に3度目の対戦。
2023年2月の「RISE NEW WARRIORS フライ級トーナメント」決勝では松本選手がKO勝ち。その後、2025年11月の再戦でも判定で勝利しており、松本選手が2連勝で迎えたタイトルマッチだった。
過去2戦を「1度目はダウン応酬のKO決着、2戦目はハイレベルな技術戦」と振り返っていた。
今回は5ラウンド制のタイトルマッチ。前日計量では松本選手が51.25kg、塚本選手が51.45kgで、ともに規定体重をクリアしていた。
▪️序盤からパンチの距離 松本の左ストレートが先行
1ラウンドは、両者が大きく蹴りを多用する展開にはならず、パンチを中心とした攻防が続いた。
松本選手は左ストレートを2度クリーンヒットさせ、距離を測りながら前進。左ストレートから右フックにつなげるコンビネーションを見せる一方、塚本選手も相手の攻撃に合わせてパンチを被せ、カウンターを狙う姿勢を崩さなかった。
過去2度の対戦を知る両者だけに、相手の攻撃パターンを読み合う緊張感のある立ち上がりとなった。
試合が大きく動いたのは2ラウンドだった。
松本選手は塚本選手のボディへ左膝を突き刺す。
これがダメージとなり、塚本選手がダウン。
さらに松本選手は同じ左膝によるボディ攻撃を重ね、再びダウンを奪った。
塚本選手は立ち上がろうとするものの、松本選手は攻撃の手を緩めない。
そして最後はカウンターのテンカオから、再び左膝をボディへ打ち込む。
この一連の攻撃で3度目のダウン。
塚本選手はすぐに立ち上がることができず、レフェリーが試合をストップ。松本選手が2ラウンドでKO勝利を収めた。
短時間の中で、松本選手はボディへの左膝を計5発繰り出し、その攻撃によって3度のダウンを奪う決着となった。
▪️「こんな早く終わるとは思わなかった」松本が王座初防衛
試合後、松本選手は勝利を喜びながらも、早期決着には驚いた様子を見せた。
「やったぜー」
そう声を上げると、
「正直、こんな早く終わるとは思わなかったけど、塚本選手のおかげで強くなれたんで。ありがとうございます」
とコメント。
これまで2度にわたって対戦してきた塚本選手への感謝も口にした。
今回の勝利によって松本選手はフライ級王座の初防衛に成功。2026年2月の王座獲得から、最初の防衛戦をKOでクリアする形となった。
▪️次は53kg 松本天志が描く2階級
そして注目されるのが、松本選手の今後だ。
試合後のコメントでは、
「タイトル戦の挑戦は誰でも受けます。そして53kgも狙ってるんで、待っていてください」
と、現在の51.5kgから上の階級へ挑戦していく構想を明らかにした。
松本選手は試合前から、フライ級王座を単なる防衛のためのベルトではなく、新しい挑戦につなげるものと位置づけていた。
試合前のインタビューでも「ベルトは新しい挑戦ができる切符」と表現し、次の目標としてRISEスーパーフライ級(-53kg)のベルトを狙う考えを明言していた。
今回の初防衛をクリアしたことで、その構想がより具体的になってきた。
現在のRISEには53kgのスーパーフライ級タイトルがあり、9月19日の大会でも大﨑一貴選手と那須川龍心選手による世界スーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチが行われている。
さらに松本選手は55kgへの挑戦にも言及しており、今後は51.5kg級の王座防衛だけにとどまらず、53kg、55kgという上の階級での戦いも視野に入る。
初防衛を終えた22歳の王者は、次なるターゲットを見据え始めている。
