岡本和真選手が2試合連続30号 大谷翔平選手&村上宗隆選手と史上初の日本人30発トリオ 残り試合を逆算すると「歴史的な数字」が見えてくる

2026.9.9

【©️Toronto Blue Jays 】

ブルージェイズの岡本和真選手が、また一つ歴史の扉を開いた。

岡本選手は8日(日本時間9日)、敵地で行われたアスレチックス戦に「6番・三塁」で先発出場。2回の第1打席で豪快な30号ソロを放ち、前日の29号に続く2試合連続アーチを記録した。

この一発によって、今季30本塁打に到達した日本人選手は大谷翔平選手、村上宗隆選手、岡本選手の3人となった。

日本人野手3人が同一シーズンに30本塁打を記録するのは史上初。昨季、大谷選手と鈴木誠也選手がともに30本塁打をクリアして生まれた「日本人30発コンビ」の記録を、わずか1年で塗り替える快挙となった。


 

しかも、今季はここからさらに数字が伸びる可能性がある。

岡本選手は前日の試合で29号を放つと、翌日のこの試合でも30号。大台に乗せた勢いは止まらず、残り試合を考えれば、シーズン終了までにどこまで本数を積み上げるのかにも注目が集まる。

30本塁打は、あくまで一つ目の到達点だ。

今季の残り試合で現在のペースを維持できれば、岡本選手自身の最終本塁打数はさらに上積みされる可能性がある。大谷選手、村上選手も同様にシーズン終盤へ向けて数字を伸ばす余地を残しており、3人がそろって30本台後半、さらにその先へ到達する展開になれば、日本人打者による本塁打記録の歴史そのものが大きく動くことになる。

特に注目したいのが、「日本人3人が同一シーズンに30本塁打」という今回の快挙が、単なる一度きりの記録で終わらない可能性だ。

大谷選手はすでにメジャーを代表する長距離打者として本塁打を積み重ね、村上選手と岡本選手もメジャー挑戦1年目から30本の大台に到達した。

日本球界を代表して海を渡った3人の打者が、同じシーズンに30本塁打という数字を刻む。

それだけでも十分に歴史的だが、残り試合を逆算すれば、さらに大きな記録が見えてくる。

今季の最終盤で3人がどこまで本数を伸ばすのか。30本到達を「ゴール」と見るのか、それとも「次の記録へのスタート」と見るのか。

岡本選手にとっては、まさにここからが新たな挑戦になる。

この日の30号は、前日の29号とほぼ同じ左翼方向へ飛び込んだ。アスレチックス先発の右腕パーキンス選手に対し、カウント2-1からの4球目、高めのカットボールを強烈に捉えた。

打球速度は106.2マイル(約170.9キロ)、打球角度は36度。飛距離は387フィート(約118メートル)を記録した。

高々と舞い上がった打球が左翼席へ消えると、岡本選手はダイヤモンドを一周。ベンチ前ではゲレロ選手から赤いホームランジャケットを着せてもらい、ナインと喜びを分かち合った。

前日の29号からわずか1日。

一気に30号まで到達したことで、シーズン終盤に向けた期待はさらに膨らんだ。

前日の試合では守備で悔しいプレーもあったが、バットでしっかりと存在感を示した岡本選手。この日はさらに大台の一発を放ち、打撃面でチームを力強くけん引した。

ブルージェイズはプレーオフ進出を目指してシーズン終盤の戦いを続けている。個人記録だけでなく、チームの戦いも佳境に入る中、岡本選手のバットには大きな期待が寄せられる。

史上初の日本人30発トリオ。

そして、残された試合数を考えれば、ここから先にはまだ誰も見たことのない数字が待っているかもしれない。

30号は歴史の到達点であると同時に、さらなる快挙へのスタートライン。

岡本選手のシーズン最終戦までの一打一打から、目が離せなくなってきた。