ドイツ フライブルク所属の鈴木唯人選手が開幕でハットトリック 日本人3人目の快挙 24歳が示した飛躍のシーズン

2026.8.31
【©️Sport-Club Freiburg 】

ドイツの2部リーグ開幕戦で、

日本代表MF鈴木唯人選手が圧巻のパフォーマンスを披露した。

8月30日に行われたブレーメン戦で、フライブルクに所属する

鈴木選手は3ゴールをマーク。チームの4―1の快勝に大きく貢献し、

自身にとっても強烈なインパクトを残すシーズンの幕開けとなった。

24歳の鈴木選手にとって、まさに飛躍を予感させるスタートだ。


 

▪️開幕戦でいきなり3ゴール 鈴木唯人選手が攻撃をけん引

ホームで迎えたブレーメン戦。

鈴木選手は立ち上がりから積極的に攻撃へ絡むと、前半29分に試合を動かした。

CKの場面で相手のマークを巧みに外し、ゴール前へ走り込むと、頭で合わせて先制ゴール。重要な開幕戦でチームにリードをもたらした。

さらに後半開始直後にも存在感を発揮する。

左サイドから供給されたクロスに対し、鈴木選手はダイレクトで左足を合わせて追加点。持ち前の技術とゴール前での判断力を発揮し、リードを広げた。

そして後半10分には、この日のハイライトとなる3点目。

自らボールを奪ってカウンターの起点になると、そのままゴール前へ進入。右サイドからの折り返しを落ち着いて流し込み、開幕戦でハットトリックを完成させた。

攻撃の起点となり、自らゴールも決める――。

鈴木選手の総合的な攻撃力が凝縮された圧巻の3ゴールだった。

 

▪️日本人では史上3人目 高原、武藤に続くドイツでの快挙

今回のハットトリックは、鈴木選手個人にとってだけでなく、

日本サッカー界にとっても大きな記録となった。

ドイツのサッカーリーグで日本人選手がハットトリックを達成するのは史上3人目。

2006年にアイントラハト・フランクフルトでプレーした高原直泰氏、

2015年にマインツで記録した武藤嘉紀選手に続く快挙となった。

数多くの日本人選手が挑戦してきたドイツサッカーの舞台で、

わずか3人しか成し遂げていない記録に鈴木選手が名を刻んだ。

しかも舞台はシーズン最初の開幕の試合。

開幕戦でのハットトリックという華々しいスタートは、

今季の鈴木選手に対する期待を一気に高めるものとなった。

試合後、鈴木選手は喜びを隠さなかった。

「素晴らしい気分。完璧な試合だった。これを続けたい」

そう語った鈴木選手。

3ゴールという結果だけではなく、ボール奪取から

カウンターにつなげるプレーや、

ゴール前でのポジショニングなど、攻撃面で多くの持ち味を発揮した。

フライブルクにとっても、シーズン開幕戦でこれ以上ないスタートとなった。

 

▪️W杯では悔しさも経験 次の4年間へ

鈴木選手にとって、今季はさらなる成長を目指す重要なシーズンになる。

今夏に行われた北中米3カ国共催のワールドカップでは、直前に右鎖骨を骨折するアクシデントがありながらも日本代表メンバー入り。

本大会ではチュニジア戦で後半途中から出場したものの、出場機会は限られた。

悔しさを味わった24歳は、その経験を糧に再びクラブでの戦いへ。

そして迎えたフライブルク2年目の開幕戦で、いきなり3ゴールという最高の回答を示した。

代表でのさらなる飛躍を目指すうえでも、

ドイツでの継続的な活躍は大きな意味を持つ。