那須川天心選手がRISE200回記念大会に帰還「何を言われても信念だけは曲げない」古巣リングで次世代へ贈ったメッセージ

2026.7.12

キックボクシング団体「RISE」が積み重ねてきた200大会という節目。

その歴史を彩ってきたレジェンドたちが7月12日、東京・後楽園ホールに集結した。

『RISE 200』では、歴代王者や功労者がリングに上がる記念セレモニーが行われ、その中心には現在プロボクシングで世界を目指す那須川天心選手の姿があった。

キックボクシング時代に無敗伝説を築き、RISEを世界へと押し上げた象徴的存在は、

久々に古巣のリングへ戻り、未来を担う若い世代へ向けて力強いメッセージを送った。


 

那須川選手は、200回記念大会が自身のプロキックボクシングデビューを飾った「RISE100」と同じ7月12日に開催されたことに触れ、「数字の巡り合わせに運命的なものを感じる」と笑顔を見せた。

現在はボクシングへ競技の舞台を移しているものの、「格闘技という意味ではすべてつながっている」と語り、競技の垣根を超えて格闘技界全体への思いを口にした。

さらに、RISEが300回大会を見据え、少年少女を会場へ招待する育成プロジェクトを進めていることにも言及。「未来の格闘技界をつくる素晴らしい取り組み」と評価し、自身もその思いに共感したからこそリングで言葉を届けたいと考えたという。

その上で、近年はSNSなどを通じて著名人への批判や誹謗中傷が絶えない現状にも触れながら、次のように信念の大切さを訴えた。

「新しいことを始めれば、必ず賛否があります。それでも、自分のチーム、自分が信じる人たちを信じ続けてほしい。何を言われても、自分の信念だけは曲げないことが大切です」

さらに、「夢を持って格闘技を始めた時の気持ちを忘れずに努力を続けた人だけが、大きな舞台へたどり着ける。そして競技を終えた後も、自分らしい人生を歩んでいける」と語り、競技人生だけでなく、その先を見据えた人生観も披露した。

メッセージの最後には、「一生懸命生きている人は、一生懸命生きている人を笑わない」と言葉に力を込め、「これからも格闘技界、そして日本を一緒に盛り上げていけたらうれしい」と会場へ呼びかけると、後楽園ホールは大きな拍手に包まれた。

この日のセレモニーには、R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’06優勝の尾崎圭司選手、HAYATO選手、初代RISEスーパーライト級王者・吉本光志選手、第2代同級王者・左右田泰臣選手、そしてRISE唯一の3階級制覇を成し遂げた裕樹選手らも登壇。それぞれが団体の歩みを振り返り、200大会という節目を祝福した。

 


RISE 200 試合結果

2026年7月12日(日)
東京・後楽園ホール

 

プレリムファイト

▼プレリムファイト①

アマチュアRISE Nova特別提供試合 Aクラスルール -53kg 2分2R

〇相田竜三(TARGET/JAPAN CUP 2026 Bクラス一般部-55kg優勝、2025年Stand upアマチュア全日本選手権大会Bクラス中学生部-50kg優勝)
×宮本晴弥(RIKIX)

判定2-0(20-19、19-19、20-19)

▼プレリムファイト②

RISE VOA特別提供試合 -64kg契約 1分30秒2R

×清水秀仁(TARGET SHIBUYA)
〇帝王(D-BLAZE)

判定0-3(17-20、17-20、17-20)


▼第1試合

フライ級(-51.5kg)3分3R

〇谷田貝海吏(CYCLONE GYM/2025年RISE Nova全日本大会-50kg級優勝)
×王希(EX ARES/2025年RISE Nova Aクラストーナメント-55kg優勝)

判定3-0(30-28、30-27、30-27)

 

▼第2試合

ライト級(-62.5kg)3分3R

〇原口アンドレイ(TEAM TEPPEN)
×雅志(RIKIX)

2R KO(2分35秒/左フック)

※2R、雅志にダウン

 

▼第3試合

フェザー級(-57.5kg)3分3R・延長1R

〇指田烈(TEAM TEPPEN/同級15位)
×神太(楠誠会館/元MA日本キックボクシング連盟バンタム級王者)

判定3-0(29-28、30-27、30-27)

※3R、神太にダウン

 

▼第4試合

フライ級(-51.5kg)3分3R・延長1R

×ブラックシーサー颯太朗(TEAM TEPPEN/同級7位)
〇正木翔夢(OISHI GYM/同級10位)

1R KO(1分01秒/左ストレート)

 

▼第5試合

ミドル級(-70kg)3分3R

〇森田崇文(team NEWALONE/第3代RISEミドル級王者)
×本野有哉(照道会/第5代DEEP☆KICK-70kg王者)

2R KO(43秒/顔面へのヒザ蹴り)

※1R、本野にダウン
※2R、本野にダウン

 

▼第6試合

ウェルター級(-67.5kg)3分3R・延長1R

×KENTA(HAYATO GYM/同級5位、第4代DEEP☆KICK-63kg王者)
〇和田哲平(FASCINATE FIGHT TEAM/同級7位、「RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!!」ウェルター級優勝、第5代DEEP☆KICK-65kg王者)

判定0-3(28-30、29-30、29-30)

※1R、KENTAにダウン
※2R、和田にダウン

 

▼第7試合

ライト級(-62.5kg)3分3R・延長1R

×チャンヒョン・リー(韓国/RAON/第5代RISEスーパーフェザー級王者)
〇GUMP(TEAM TEPPEN/スーパーフェザー級3位)

判定0-2(29-30、29-29、29-30)

 

▼第8試合(セミファイナル)

フェザー級(-57.5kg)3分3R・延長1R

×梅井泰成(Mouton/同級2位、第4代RISEフェザー級王者)
〇中嶋愛樹斗(OISHI GYM/同級10位、第8代DEEP☆KICK-55kg王者)

判定0-3(27-30、27-30、27-30)

※2R、梅井にダウン

 

▼第9試合(メインイベント)

ISKAユニファイドルール世界バンタム級(-55kg)王座決定戦 3分5R

〇花岡竜(橋本道場/第3代RISEスーパーフライ級王者)
×ジラリー・キャルービー(フランス/CARCHARIAS GYM/ISKAフリースタイル世界フェザー級王者)

判定3-0(47-46、47-46、48-45)

※2R、花岡にダウン
※3R、ジラリーにダウン