スカーレット・ヨハンソンがアリ・アスター監督次回作で主演決定 A24と再タッグの新作『スケープゴート(原題)』

2026.5.8

『アベンジャーズ』シリーズや『ジュラシック・ワールド/復活の大地』などで知られるスカーレット・ヨハンソンさんが、ミッドサマーやヘレディタリー/継承を手掛けたアリ・アスター監督の次回作で主演を務めることが明らかになった。


 

スカーレット・ヨハンソンさんが出演するのは、アスター監督が再びA24とタッグを組み、脚本と監督を担当する新作『スケープゴート(原題)』。

現時点でストーリーの詳細は明かされていないものの、

“身代わり”や“生贄”を意味するタイトルや、

アスター監督特有の不穏な世界観から、

ダークなサスペンスホラー作品になるとみられている。


 

映画界の異端 A24とは何者か!?

“クセが強いのに世界的人気”を誇る最注目スタジオの正体

 

近年、映画ファンの間で圧倒的な存在感を放っているのが、アメリカの映画製作・配給会社「A24(エー・トゥエンティフォー)」だ。ハリウッド大作とは一線を画す独創的な作品群で支持を集め、“現代映画カルチャーの象徴”とも言われる存在へと成長している。

A24は2012年に設立。大手スタジオのような超大作路線ではなく、

監督の個性や作家性を重視した映画製作を特徴としている。

特に、
・芸術性の高い映像表現
・心理描写を重視したストーリー
・独創的な世界観
・不穏な空気感を持つホラー作品

などを得意としており、

従来の商業映画とは異なる“尖った作品”を次々と世に送り出してきた。

A24の名を世界的に広めた代表作には、『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『ムーンライト』『レディ・バード』などがある。

中でも、『ミッドサマー』や『ヘレディタリー/継承』で知られるアリ・アスター監督は、A24を代表する存在の一人。アスター監督の独特な映像センスと不気味な演出は、“A24ホラー”というジャンルを確立したとも言われている。

また、若手クリエイターの発掘にも積極的だ。

ロバート・エガース監督や、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を手掛けたダニエルズ(ダニエル・クワン監督、ダニエル・シャイナート監督)ら、個性派監督たちを支援してきたことで知られる。

従来のハリウッド映画が“興行収入重視”に傾く中、A24は「監督が本当に作りたい作品」を優先するスタンスを貫いてきた。その結果、“クセは強いが忘れられない映画”として熱狂的ファンを獲得している。単なるインディーズ映画会社の枠を超え、映画、テレビシリーズ、音楽、アパレル、グッズ展開まで行う巨大カルチャーブランドへと進化。世界の映画業界において、最も注目されるスタジオの一つとなっている。